ベトナム外務省のレー・ティ・トゥ・ハン報道官
(写真:TTXVN)
中国がホアンサ群島の海域でヨットレースを開催し、フーラム島で出入境検験検疫局を設立したことを受け、ベトナムは中国のこれらの行為に猛反発しています。
29日、ベトナム外務省のレー・ティ・トゥ・ハン報道官は、「ベトナムは、チュオンサとホアンサの両群島に対する自国の領有権を証明する法的・歴史的証拠を十分に持っている」と再確認しました。
その上で、「中国のこれらの行為はベトナムの領海を侵犯し、海上での情勢を複雑化させるものである。ベトナムは中国に対し、これらの行為を繰り返さないよう要請している」と抗議しました。