(VOVWORLD) -ダムトゥイ村はチュンカイン県の県都からバンゾック滝に行く途中にあります。この村は叙情的な自然風景に恵まれています。
2018年4月、ハノイ市から北へ300kmに位置している北部山岳地帯カオバン省のノンヌオック・カオバン国立地質公園がUNESCOの世界ジオパークに認定されました。この地区にはテイ族、ヌン族、モン族、ザオ族、サンチャイ族など6つの少数民族がともに暮らしています。
(写真: baocaobang.com) |
このほか、アジア最大かつ世界に4番目に大きい滝「バンゾック滝(Ban Gioc)」があることでも知られています。今日のこの時間はダムトゥイ村のコミュニティベースドツーリズムを始め、カオバン省にあるチュンカイン県の観光発展についてお伝えします。
ダムトゥイ村はチュンカイン県の県都からバンゾック滝に行く途中にあります。この村は叙情的な自然風景に恵まれています。この村はクエイソンという川沿いにあり、家屋はすべて高床式の家です。
村を訪れる観光客は地元に住む少数民族テイ族の日常生活を体験することができます。ダムトゥイ村で観光経営を始めて行ったホアンバンチュンさんは次のように語りました。
(テープ)
「私達が観光で経営を始めたのは2年前のことですが、国内だけでなく、外国人観光客を受け入れています。誰もがここでの独特な日常生活と美しい自然風景の虜にしています」
ダムトゥイ村のコミュニティベースドツーリズムに参加する観光客は地元住民の伝統的料理を味わえる他、カヤックを漕いだり、野菜づくりの体験をしたり、自転車で村を一周したりするなど様々な活動を行うことができます。
初めてカオバン省を訪れたハノイからの観光客リュ・ティ・ガ( Luu Thi Nga) さんは次のように語りました。
(テープ)
「本当に素晴らしい一時を過ごしました。カヤックを漕ぐのは今回が初めてです。川でカヤックを漕ぎながら、風景を眺めるのはいいですね」
チュンカイン県に足を運ぶ観光客はバンベト湖、トーンコットの滝、バンゾク滝とグオムガオ洞窟など様々な名勝地を見学することができます。チュンカイン県に居住している各少数民族の人々は伝統的文化をきちんと保存しています。
今後、チュンカイン県は観光発展のため、投資を引き続き呼びかけます。チュンカイン県人民委員会のダム・バン・ブ( Dam Van Vu) 副委員長は次のように語りました。
(テープ)
「近年、私達はチュンカイン県の観光発展計画を集中的に作成しています。まずはじめに、コミュニティベースドツーリズムの拡大に力を入れます。現在、私達は地元の人々に対し、観光サービスに関する見識を提供しています。」
自然に恵まれたチュンカイン県は観光発展に大きなチャンスがあります。地元行政府と住民の努力により、今後、チュンカイン県は魅力的な観光地になることでしょう。