(VOVWORLD) -ガーナム水上マーケットで、売り手と買い手はいずれも小舟に乗っています。ここでは、朝3,4時頃にはすでに多くの船が集まってきて、7時~8時頃まで開かれます。
南部ソクチャン市中心地から西へ60キロ離れたところにあるガーナム町にはガーナムという水上マーケットがあります。ベトナム語でガーナムとは五叉路のことです。この水上マーケットが5本の川の交差点にあるからです。
(写真:Dulich24) |
ガーナム水上マーケットで、売り手と買い手はいずれも小舟に乗っています。ここでは、朝3,4時頃にはすでに多くの船が集まってきて、7時~8時頃まで開かれます。この水上マーケットで商売をするフン・テイ・フオン ( Phung Thi Phuong) さんは次のように語りました。
(テープ)
「一家は全員、小舟で生活を送っています。数十年にわたり、小舟で暮らしているから、慣れています。結婚する前、夫も小舟に住んでいました。水上マーケットで、互いに知り合って、結婚しました。水上マーケットで商売をするのは楽しいですよ」
(写真:Dulichexpress ) |
南部メコンデルタ地域にある他の水上マーケットと同じように、ガーナム水上マーケットにある小舟は果物や野菜など売る物を船に立てた竿に吊るして目印として掲げています。数十種類の果物を吊る小舟もあります。これにより、売り手も買い手もお互いにすぐにわります。売り手の一人グェン・テイ・ラン( Nguyen Thi Lan) さんは次のように語りました。
(テープ)
「何かを売りたければ、その売り物を吊るします。このように吊るすとお客さんはすぐに売っているか何を売ることができます。吊るさないと、お客さんが売り手が何を売っているのかわかりません」
ガーナム水上マーケットでは果物、野菜からコメ、塩、お肉、魚など様々な品物が売られています。また、これは観光客の魅力の一つとなっています。
ガーナム水上マーケットでの商いは日増しに活発になっていますが、素朴な商売の仕方が残っています。その素朴さは観光客を魅了するものでしょう。