(VOVWORLD) -10キロに及ぶ長い白い砂浜をもち、美しい自然風景があるこのビーチは国内外の観光客にとって魅力的な目的地となっています。
ゲアン省の省都ビン市から東へ17キロ離れた所にあるクアロービーチはベトナム中部にある美しいビーチの一つです。10キロに及ぶ長い白い砂浜をもち、美しい自然風景があるこのビーチは国内外の観光客にとって魅力的な目的地となっています。
ハノイからクアロービーチに行くためにはビン市まで自動車、列車、飛行機などを利用して、そして、ビン市から車でクアロービーチに行きます。クアロービーチを訪れる観光ツアーに参加する観光客はクアロービーチで海水浴をできるだけでなく、ホーチミン主席の故郷であるキムリェン村を見学したり、ホンリン山を探検したりすることができます。
その他、クアロービーチの近くにある島々やブアという洞窟、キムソンミネラルウォーターなどに足を運ぶことができます。観光客の一人チャン・バン・ビン( Tran Van Binh) さんは次のように語りました。
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「クアロービーチの風景は美しく、気候が涼しいです。特に、このビーチに足を運ぶならば、その近くにあるホーチミン主席の故郷であるキムリェン村を訪れることができます。つまり、ビーチでリラックスできる他、歴史遺跡も見学でき、とても便利です」
クアロービーチでは、登山をしたり、スキューバーダイビングをしたりできる他、小舟に乗って、その近くの島々に行くことができます。ハノイの観光客グェン・テイ・タム( Nguyen Thi Tam) さんは次のように語りました。
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「クアロービーチに行くのは今回が初めてです。海洋観光シーズンは始まったばかりですが、観光客が大勢ここに来ています。ここの海水はきれいで、地元の人々も親しみやすいので、楽しい一時を過ごしました」
クアロー町は1994年に設立され、2014年、首相により海洋観光都市として認定されました。これと同時に、クアロー市のインフラと交通網が急速に整備され、多くの観光地、ホテルも建てられています。観光客を誘致するため、ゲアン省とクアロー市行政府は観光・貿易・スポーツ・コンプレックス、民族文化村、公園、ナイトマーケットなど4つのプロジェクトを実施しています。
現在、クアロー市には280のホテルとゲストハウスがあり、年間250万人の観光客を迎えることができます。インフラ整備への投資を行うかたわら、クアロー市の行政府は環境保護に深い関心を寄せています。ゲアン省観光部門の幹部グェン・マイン・ズン( Nguyen Manh Dung) さんは次のように語りました。
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「現在、クアロー市は近代的観光インフラの整備、文明的な観光環境づくり、親しみやすい観光経営者づくりに全力を尽くしています」
観光製品の多様化を目指し、現在、クアロー市はゲアン省の観光地や文化歴史遺跡と隣接しているハティン省、タインホア省、クアンビン省の観光地を結びつけて、観光ツアーを開発しています。クアロー町に足を運ぶ観光客に有利な条件を作り出すため、同町は観光製品の発売と観光アドバイスセンターを設立しました。
このような努力により、クアロー町の行政府はクアロービーチをゲアン省だけでなく、ベトナムの有名な保養地となることを目指しています。