ダナン市にはバーナー山、五行山、ミーソン遺跡、リンウン寺など多くの魅力的な見所があります。しかし、チャム彫刻博物館も見逃すことができない観光スポットの一つです。
チャム彫刻博物館は大小2千点もの品々が保存され、その中の5百点が展示されています。1915年、フランスはベトナム中部沿海地帯と中部高原地帯ティグェン地方で発掘されたチャンパ王国の彫刻芸術の遺物を保存するため、この博物館を建設しました。この博物館を訪れたドイツ人観光客は次のように語っています。
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「この博物館は私に深い印象を与えました。博物館の案内人は私たちにこの博物館に展示されている品々について説明してくれましたが、次回は、チャム文化に関するより多くの情報を紹介することを望んでいます」
チャム彫刻博物館に展示されている品々は7世紀から15世紀までの間に造られた作品で、材料は砂岩、テラコッタ製、銅などです。チャム彫刻博物館のボ・バン・タン館長は「チャム彫刻博物館は常に展示物の補充を行っている」と明かにし、次のように語りました。
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「この2年、チャム彫刻博物館はいくつかの発掘を行い、展示物の補充を図ってきました。中にはチャム塔の地下で発掘された独特なものがあります。現在、これらの発掘物を整理し、今後展示されます」
この博物館に展示されている品々はチャム族独特の文化を物語っています。中部トァ・ティン・フェ省の観光ガイドレ・ブ・バオ( Le Vu Bao) さんは次のように語りました。
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「観光客をチャム彫刻博物館に案内する時、私はチャム族の建築、美術の歴史とその独特さを集中的に紹介します。これらを通じて、観光客はベトナムの文化を深く理解できるようになります。それを誇らしく思っています」
チャム彫刻博物館はゴシック様式の建築があり、ダナン市の美しい通りに位置しています。この博物館はチャム族の文化に興味を持っている人々にとって魅力的な見所となることでしょう。