ドンラック集会所の遺跡の文化空間

(VOVWORLD) -Hanoia社は毎月の第2週に「音楽・最後の友達」という音楽交流会を開いています。これは同社がドンラック集会所の遺跡で開催する活動の一環です。

2017年始めから、ハノイ旧市街にあるドンラック集会所の遺跡でベトナムの伝統的芸術と新しい芸術を展示する空間として設置されました。ここは知識人と芸術家が交流する場所となります。

ドンラック集会所の遺跡の文化空間 - ảnh 1

現場の音

10月のある日の午後、ハノイ市ホアンキェム区ハンダオ通り38番地にあるドンラック集会所の遺跡で、アーチスト コク・チュン( Quoc Trung) さんのピアノの音を他の20人と共に楽しんでいます。

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「音声は大きな影響力があります。ピアノの音はロマンチックな気持ちを持てるようになります。朝に、ピアノの音を聞くと気持ちがよくなります」

Hanoia社は毎月の第2週に「音楽・最後の友達」という音楽交流会を開いています。これは同社がドンラック集会所の遺跡で開催される活動の一環です。Hanoia社の幹部の一人グェン・タイン・ビン( Nguyen Thanh Binh) さんは次のように語りました。

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「この遺跡ではテーマ別の様々なイベントが開かれます。専門的なテーマだけでなく、日常生活に関連するテーマもあります。例えば、旧正月テトに祭壇をどのように飾るか、又は、贈り物の手渡しと受け取りに関する文化などです。又は、今回は音楽について触れられます。11月に、遺産をテーマにして取り上げます。」

文化に関するテーマについて取り上げる他、ドンラック集会所にある文化空間には漆器、絹物、手すりの紙、手刺繍の製品などベトナムの高級な美術手工芸品が紹介されています。この集会所を訪れる外国人観光客はこれらの製品について詳しく説明されました。

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これはベトナム人の職人が手作りした美術手工芸品です。全てはベトナムの伝統的製品です。全てはベトナム人が設計、製造したものです」

ドンラック集会所の遺跡の文化空間 - ảnh 2

なお、ドンラック集会はカオソン、リンラン、バクマーの3人の神様を祀る所であり、17世紀のレー王朝時代に生産されたシルク製品を販売した場所でもあります。この集会所は幾度も改修されてきましたが、直近の改修は2000年に行われたものです。

現在、ここには1856年に建てられた石碑が残されています。Hanoia社の文化空間が設置されてから、この集会所は魅力的な観光スポットとなっています。Hanoia社のマーケティング担当者グェン・キム・ヌン( Nguyen Kim Nhung) さんは次のように語りました。

(テープ)

「ハノイ市ホアンキェム地区とハノイ旧市街管理委員会はHanoia社と協力して、ドンラック集会所により多くの美しさをもたらすようになりました。集会所の2階には神様を供養する空間が保存されています。」

ドンラック集会所には新しい文化空間が設置されましたが、集会所の建築様式は昔のまま保存されています。これらの文化価値と建築様式はこの集会所に足を運ぶ観光客にベトナムの伝統的文化を物語っていると言えます。

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