「ハロン観光週間2012」が4月24日から5月2日にかけて開催されています。これは2012年の夏観光ツアーを幕開けするイベントであり、ベトナムの世界自然遺産であるクアンニン省のハロン湾のピーアールを強化する絶好のチャンスとなります。ハロン観光週間2012の目玉は少数民族のカーニバルです。
クアンニン省文化スポーツ観光局のホアン・コク・タイ副局長は次のように語りました。
(テープ)
「ハロン・カーニバルにはザオ族、サンチー族、カオラン族、ターイ族などクアンニン省に住んでいる各少数民族の民間文化祭りが披露されます。この文化祭りはハロン・カーニバルとしてにぎやかな雰囲気を成り立てます。2012年のハロン・カーニバルには地元住民は主役でありながら観客でもあります」
ホアン・コク・タイ副局長はこのように語りました。
今年のハロン・カーニバルには省内のアマチュア芸能人3千2百人をふくむおよそ3千8百人が参加しています。このイベントを通じて、観光客はハロン湾にある漁村の結婚式や漁業活動、クアンニン省の伝統的舞踊などを鑑賞できます。ハノイからの観光客タイン・ランさんは次のように語りました。
(テープ)
「ハロン湾の美しさは私の心をとらえました。その他、このようなにぎやかな観光活動に参加するのは今回が初めてです。ハロン市の各通りが鮮やかに飾り付けられ、地元の住民の観光客のもてなしはとても玄人並です。」
タイン・ランさんはこのように語りました。
長年来、ハロン・カーニバルはクアンニン省観光部門のトレードマークとなっており、多くの観光客を引き付けています。ヒュ・ギー(友誼)観光サービス会社のグェン・テー・フェ社長は次のように語りました。
(テープ)
「近年、クアンニン省の各旅行会社にとってハロン・カーニバルは外国人観光客を対象にした観光ピーアールを強化するよい機会となっています。4日間のツアー代金はおよそ2百万ベトナムドンで、約7千5百円ほどです。この機会にクアンニン省を訪れる外国人観光客は多くいますが、その80%が中国人です」
グェン・テー・フェ社長はこのように語りました。
この機に、クアンニン省人民委員会はハロン湾が新・世界七不思議財団から新・世界七不思議の称号を授与する式典を行います。