フーコク島 再発見

ホーチミン市から飛行機で1時間、ハノイから2時間ほどの距離にあるフーコク島は自然が多く手付かずの美しさに恵まれています。

フーコク島 再発見 - ảnh 1

 

(現場の音)

フーコク島は空の青さ、木々の緑、そして、エメラルドグリーンの海に囲まれています。この島に初めて足を運ぶ観光客のだれもが透明の海で海水浴をしたり、白い砂浜で日光浴をしたりすることができます。とりわけ、サオ( Sao) ビーチは常に観光客が第1に選ぶ砂浜です。

(現場の音)

サオ・ビーチはフーコク島の南にあり、海水は底まで見えるほど透き通っています。多くの外国人観光客は砂浜で横になって、日光浴をすることを好んでいます。彼らはこのビーチをハワイやインドネシアのバリ島のビーチに例えています。サイゴン・フーコクホテルのフン・スアン・マイ( Phung Xuan Mai) 社長は次のように語っています。

(テープ)

「私たちはスキューバダイビング、フィッシング、イカ釣りなど海に関連する全てのエコツアーの観光商品を企画しています。その他、森林の探検、登山などの観光を組んでいます。これらは自然に恵まれたフーコク島の強みを活用できます。」

フーコク島 再発見 - ảnh 2

 

フーコク島の北にはザイ(長いという意味)ビーチがあります。その呼び名通り、ロングビーチであまり人気があまり見られず、手付かずの美しさに恵まれています。アメリカのある通信社はこのビーチは世界で最もきれいで美しいビーチのトップ5に入れています。フーコク島にはビーチのほか、ここにある漁村も観光客の人気を集めています。海に面していながらも山に頼っているハムニン漁村は今も、昔のままの姿を保っています。この漁村の村民は真珠と海鼠(ナマコ)の捕りで生計を立てています。この島に足を運ぶと観光客は地元住民の日常生活を垣間見ることができます。

現場の音

フーコク島について言えば、この島の特産品として知られているベトナム調味料である魚醤ヌクマムを抜きに語ることはできません。フーコク島のヌクマムはフーコク島の周辺でとれた小魚を一年間発酵させたものから作られます。島を訪れたばかりのダン・ティ・ガイさんは次のように語りました。

(テープ)

「フーコク島への観光ツアーではヌクマム製造会社を見学する他、船に乗って、自分で魚を釣りました。フーコク島の海はとても見事です。本当に素晴らしい旅です」

フーコク島 再発見 - ảnh 3

 

フーコクの名産にはヌクマム、真珠のほか、胡椒も有名です。フーコク島で栽培される胡椒は他の産地のものと比べて、辛味が強く、味も芳しいです。フーコク島の島民であるファムバンミンさんは次のように語りました。

(テープ)

「胡椒は100年前からフーコク島で栽培されてきました。この胡椒はインドから伝来したと言われています。島の土壌と気候は胡椒の栽培に適しています。」

また、胡椒畑はフーコク島での人気のスポットとなっています。観光客はここで緑あふれる胡椒畑を鑑賞しながら、胡椒の実の芳しい香りを嗅ぎ、心地よくなることでしょう。


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