ベトナム最北端のサービー岬

ベトナム地図を描くとすれば、最初に筆を置くのは北部クアンニン( Quang Ninh) 省モンカイ ( Mong Cai) 市チャーコー( Tra Co) 郡にあるサービー( Sa Vi) 岬でしょう。ベトナム語で、サーは砂、ビーは尻尾の尾という意味です。この地がサービーと呼ばれる理由は潮が引く時、ここには細長い砂嘴(さし)が出ているからです。地元の住民はこれを「龍の尾」とも呼びます。

ベトナム最北端のサービー岬 - ảnh 1 

現場の音

サービー岬の位置は北緯21度29分33秒、東経108度4分5秒で、中国との国境線にあります。サービー岬で最初に出会った人々はチャーコー国境警備部隊の幹部と兵士でした。ホーバントンさんは8ヶ月前に、この国境警備部隊に赴任したばかりです。サービー岬について、トンさんは次のように紹介してくれました。

(テープ)

「私たちは中国との国境線のすぐ近くにいます。私たちの目の前には1377号, 1378号の国境標識があり、ベトナム最北端の国境標識です。ここから、中国の東興市(とうこうし)の街を見えます」

トンさんの目にはサービー岬の全ての物事が心に残るがあるようです。

(テープ)

「波がここまで打ち寄せてきました。潮が引く時は穏やかなですが、満潮の時は激しくなります。夏場の風はとても強いです。そして、冬は強烈に寒いです。雨になるのはとても早いです」

ベトナム最北端のサービー岬 - ảnh 2


現場の音

トンさんは「サービー岬はベトナム北端の地で、日の出を眺めることも特別な意義がある」と明かにし、次のように語りました。

(テープ)

「国境警備部隊の隊員にとって、日の出を眺めることは素晴らしいことです。国境の安全保障を確保するため私たちはここに居るのです。日の出を眺めると、自分が国の国境の安全保障にさらに取り組むよう考えます。多くの映画制作班や作家や記者などがここに来ました」

サービー岬には国家元首が植樹した樹園のほか、今からおよそ百年前に建立されたチャーコー集会所もあります。機会がありましたら、ぜひ一度この岬に足を運んでみてください。

ご感想

他の情報