ベトナムのキェンザン省は南部メコンデルタの有名な土地として知られています。ここにはフーコク島、ウーミン原生林がある他、多くの歴史遺跡があります。

南部メコンデルタにある各地方に比べると、キェンザン省は観光発展に最も豊富な潜在力に恵まれた地方です。この省は現在、国内外の魅力的なスポットとなっています。今年、キェンザン省は「南の大地を探検する」をテーマとした２０１６年の国家観光年を主催する地方として選ばれました。国家観光年の主催はキェンザン省の観光潜在力をＰＲすることに寄与するとされています。キェンザン省文化スポーツ観光局のチャン・チ・ズン ( Tran Chi Dung) 局長は次のように語りました。

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「国家観光年にあたり、私たちは外国からの観光客を大々的に集めます。これはキェンザン省の観光発展に大きく寄与することでしょう」

キェンザン省は海に面しているベトナムの２８の省や市の中の一つです。キェンザン省が抱える海域の面積はおよそ６３０００平方メートルで、その海岸線の長さはおよそ200キロメートルです。また、この海域には大小143もの島々があり、その中の43箇所は人が住んでいます。これらの島は保養地やリゾート観光の発展に豊富な潜在力があります。美しいビーチ、色とりどりのさんご礁、広々とした原生林、そして、玉の島と呼ばれるフーコク島はキェンザン省の観光の魅力です。オランダの観光客Iris Bijlisma さんは次のように語りました。

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「これは本当に素晴らしい観光地です。ここの風景は見事です。このような美しい土地を訪れたことはありません。フーコク島はとても魅力的な場所です」

フーコク島には山、原生林がある他、美しいビーチもあります。海に浮かんでいるこの島ですが、原生林があるので、川や谷川もあります。フーコク県人民委員会のフィン・クアン・フン( Huynh Quang Hung) 副委員長は「現在、フーコク島にはケーブルカー、動物園、ホテルなどが整備され、観光発展の要求に答えています。フン副委員長は次のように語りました。

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「2016年、フーコク島を訪れる観光客が急増することが予言されます。2016年、国家観光年がフーコク島で開かれるからです。これにより、多くの高級なリゾートの建設が完成し、稼動を開始します」

また、今年、キェンザン省のウーミントゥオン国立公園が、ラムサール条約湿地に認定され、ベトナムの8番目のラムサール条約湿地になりました。これはキェンザン省の観光発展に寄与することでしょう。