近年、正月休みを始め、祝祭日を利用して、旅行に行くのは一部のベトナム人の習慣となりつつあり、正月間近の現在、各旅行会社は様々な観光ツアーを計画しています。
サパ町
年末年始や正月の旅行先として多くの外国人観光客が選んだのは北部山岳地帯にある避暑地サパ、中部タインホア( Thanh Hoa) 省のプルオン( Pu Luong) 地区、中部ダナン市、南部コンダオ( Con Dao) 島、フーコク( Phu Quoc) 島などです。2013年の正月、フォンナム・サン・トラベル社は避暑地のサパ、南部コンダオ島、フーコク島に行く観光ツアーを企画しています。フォンナム・サン・トラベル社のグェン・ティ・ティン・ハオ( Nguyen Thi Tien Hao)社長は「ダナン市は多くの観光客の選択肢である」と述べ、次のように語りました。
(テープ)
「今のところ、ダナン市は最も人気のある観光スポットです。首都ハノイだけでなく、全国各地からこの街に行く交通はとても便利です。ダナン市には山があれば、海や歴史遺跡もあります。宿泊費と飲食費もかなり手頃です。シクロの運転手を始め、地元の人々だれもが親しみやすいです。」
グェン・ティ・ティン・ハオ社長はこのように語りました。
ダナン市に足を運ぶ観光客はホイアン旧市街、ミー・ソン遺跡、バーナー山、ミーケービーチなどを訪れることができます。バスを利用して、全ての観光地に行けます。北部の寒さを避けたい観光客はダナン市を選べますが、寒さを好む観光客は避暑地のサパに行きます。先ほどのフォンナム・サン・トラベル社のグェン・ティ・ティン・ハオ( Nguyen Thi Tien Hao)社長は次のように語りました。
(テープ)
「サパは空気が新鮮ですから、「北部のパリ」に例えられています。ベトナムを訪れる観光客はいずれもサパとハロン湾に行っています。ベトナム人観光客がサパに行きたい理由はこの避暑地の新鮮な空気と地元の少数民族の人々の習慣を理解できるということです。」
グェン・ティ・ティン・ハオ社長はこのように語りました。
プールオン地区
一方、ベトナムビジョンという意味のTam nhin Viet(タム・ニン・ベト)旅行会社は新しい旅行先を開発しています。今年、同社は中部タインホア( Thanh Hoa) 省のプ・ルオン( Pu Luong) 地区に行く観光ツアーを発売しています。タム・ニン・ベト旅行会社のスタッフ チン・ティ・ハー( Trinh Thi Ha)さんは次のように語りました。
(テープ)
「プ・ルオンを探検するには歩くほうがよいと思います。そこには少数民族タイ族の村々があります。プ・ルオンの自然風景は詩情溢れ、4,5日間泊まることができます。また、ここには野生動物保存地区のほか、棚田もたくさんあります。」
チン・ティ・ハーさんはこのように語りました。
フーコク島
2013年の正月に、タム・ニン・ベト旅行会社は多くのロシア人観光客を迎えます。タム・ニン・ベト旅行会社のレ・クアン・ダオ社長は次のように語りました。
(テープ)
「クイ・ニョン市は美しいビーチと涼しい気候に恵まれ、ニャチャンとほぼ同じです。また、クイニョン市には5星のホテルもたくさんあり、ロシア人観光客は長く宿泊します。ロシア人観光客の人気を集める観光地はニャチャンビーチ、ムイネービーチ、クイ・ニョンビーチなど中部の美しいビーチです。ハノイ、または、南部ホーチミン市から飛行機でクイニョンに行けます。」
レ・クアン・ダオ社長はこのように語りました。
2013年の正月旅行を前に、多くの選択肢があります。ベトナムの手付かずの美しさを持つ土地や暖かいビーチは観光客の足を止めることでしょう。