新型コロナ収束後のカントー市の観光発展

(VOVWORLD) -南部メコンデルタ地域の中心都市として知られているカントー市は多くの有名な観光地があるので、国内外の多くの観光客を引き寄せています。

新型コロナ収束後、カントー市の観光部門が急速に回復するため、同市の観光部門は地元の観光の潜在力を活用する新たな観光モデルを作成しています。

新型コロナ収束後のカントー市の観光発展 - ảnh 1『カントーファーム』

『カントーファーム』という無農薬栽培をしている農園の持ち主であるグエン・バン・フォンさんは観光客の受け入れを再開する時、観光客はここで栽培されている新しい果物を自分の手で採ったり、その場で味わったりすることができますが、現在のように営業が停止せざるを得なくなった時、ここは苗木を供給したり、オンライン形式で栽培の技術を案内したりする場所となっています。フォンさんの話です。

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「『カントーファーム』は新しい苗を作る場所となります。新型コロナの第4波で、ここでは多くの種類のブドウの苗木を植えました。また、この時期に、農園の改修への投資を集中的に行っています。」

一方、フォンディン県にある「ヒエウのコテージ」(Hieu’s Cottage) 観光地で、従業員たちはミニ観賞用植物を新しく作ることと古いものを手入れすることに夢中になっています。

「ヒエウのコテージ」観光地管理職であるグエン・バン・ヌンさんによりますと、新型収束後の観光活動の再開の準備のため、同観光地は高さ15メートルのところにあるヨガの練習場や総面積3000平方メートルのミニゴルフ場、無農薬野菜や薬草の栽培地などカントー市で初めて出きた多くの場所があります。

その他、「ヒエウのコテージ」観光地は農村部の市場、ベトナムの伝統的武術ボビナムの上演、南部メコンデルタ地域に住む各少数民族の文化・芸術の展示スペースの設置などを準備しています。ヌンさんの話です。

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「この観光地を新しくするため、すべての壁に絵を描きます。これらの絵は20世紀初頭における南部メコンデルタの生活を描いたもので、その中には、水上マーケットや農村部の市場、南部の伝統的民謡『ドン・カ・タイ・トゥ』の公演などの光景があります。」

その他、エコツアーやコミュニティベースドツーリズムへの投資も強化されています。タンロックという小島で、果樹園を見学するツアーを発売される他、魚を釣る村やチャーという魚の発酵を作る村を体験するツアーやコンソンという小島で、地元の名物料理を味わうツアーが組まれます。

新型コロナ収束後のカントー市の観光発展 - ảnh 2『カントーファーム』

新型コロナの予防規制が緩和された直後、カントー市の文化スポーツ観光局はオンライン形式で、釜山国際観光展に出展しました。カントー市はこの観光展にカイラン水上マーケット、フォンディン水上マーケット、ビントウイという旧家などカントー市の観光の潜在力を紹介する記事や印刷物、写真、ビデオテープを供給しました。カントー市の文化スポーツ観光局のグエン・ミン・トァン副局長は次のように語りました。

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「カントー市の文化スポーツ観光局はカントー市の観光協会と協力して、新型コロナウイルスワクチン接種を希望する観光分野に携わっている人々のリストを作成しました。その後、私たちはカントー市の行政府と医療局などに対し、これらの人々を優先的に接種するよう提案します。」

カントー市の行政府と各旅行会社の努力により、新型コロナ収束後、カントー市の観光部門が早期に回復し、ますます発展することが期待されています。

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