カインホア省の省都ニャチャンはベトナム中部沿海部にある海辺の町です。この町は自然に恵まれた青い海と美しい砂浜があります。しかし、この町は観光サービスでの貿易化による圧力に直面しています。こうした事態を克服するため、この町の行政府は砂浜を含めた町づくりの計画案を政府に提出しています。
近年、ニャチャン砂浜を訪れるならば、国内外の観光客は観光サービスのインフラシステムの飛躍的な発展に驚いています。この町の通りの多くが拡張されており、特に砂浜と並行するチャンフー通りはベトナムで最も美しい通りと評されています。その上、多くの観光サービス施設、新しいホテル、レストランが出てきて、ニャーチャンの顔はすっかり変わりました。
観光客は海水浴と日光浴をするため、ニャチャン町にやって来ます。カインホァ省人民委員会はこの町づくりの総合的な計画書を政府に提出しました。2025年までのプランによりますと、チャンフー通りの東側に沿った海岸線には緑の公園や広場、公共の海水浴場が建設されます。また、同省の行政府は国内外の投資家に対し、民間事業者が自らの資金で対象施設を建設し、完成後すぐ公共に所有権を移転するというBOT方式に従った投資を行うよう呼びかけています。この方式で投資する場合、投資家は町の行政センターにある土地を利用して、様々な観光サービスを行うことができます。そのほか、ニャチャンの行政は投資家が古い観光サービス施設を解体して、公園を作ることを奨励しています。カインホァ省建築家協会の会員ブィズンさんは次のように語りました。
(テープ)
「砂浜の観光サービス施設を解体して、町の美しい自然空間を造るのは適切な政策です。私は今後砂浜に観光サービス施設を建設することを中止するよう希望しています。これにより、ニャチャン市民は快適な空間と海のさわやかな風を楽しめるようになります」
ズンさんの話でした。
ニャチャンの砂浜は町の顔です。ですから、砂浜の区画整理は着実な観光の発展に向けて、海洋の空間の自然美をもたらすものです。カインホァ省人民委員会のザンナム元副委員長は次のように語りました
(テープ)
「ニャチャンにとって重要なことは広い海洋の空間を作り出すということです。それをしない限り、この海辺の町の美しさは消えてしまいます。そのうえ、町の人々は海水浴も散歩さえもできなくなってしまいます」
ナム元副院長はこのように語りました。
現在、この町づくりの計画は「緑溢れる美しく清潔な町」という目標に従って、実施されます。これにより、ニャチャンの砂浜、ニャチャン湾は永遠に世界で最も美しい29の湾の一つとなることでしょう