観光を魅了するダナンの食文化

(VOVWORLD) -保養地と独特な飲食文化があるこの都市は飲食文化に関連する多くの活動を行い、観光客を引きつけています。

アメリカの有力紙 ニューヨーク・タイムズが発表した「2019年行くべき52カ所の旅先」の中で、ベトナム中部ダナン市は15位に入っています。保養地と独特な飲食文化があるこの都市は飲食文化に関連する多くの活動を行い、観光客を引きつけています。

観光を魅了するダナンの食文化 - ảnh 1国際飲食フェスティバル 

その中の一つは先ごろダナン市で行われた「故郷の風味」と銘打った国際飲食フェスティバルがあります。イベントにはドイツ、メキシコ、オーストラリア、インド、中国、スウェーデン、アメリカ、トルコ、ギリシャ、マレーシア、シンガポールなど13カ国から著名なシェフが参加しました。

特筆すべきことは、フェスティバル開催期間中のそれぞれの日に、一国の代表的なシェフは、ベトナムの食材でその国の独特な料理を調理するということです。これは見物人を魅了しました。北部バクザン省の観光客チャン・テイ・トーム( Tran Thi Thom) さんは次のように語りました。

(テープ) 

「 ダナンに行くのは今回が初めてですが、滞在中、国際飲食フェスティバルも開かれ、本当に嬉しいです。このフェスティバルの規模は大きく、紹介された料理が豊富で、美味しいです。」

ダナン市では「ミークワン」と呼ばれる汁なし和え麺、「バンチャンクオンティッへウ」という豚肉のライスペーパー巻、ベトナム風お好み焼き の「バインセオ」、ご飯(コム)と鶏肉(ガー)を組み合わせたベトナム式の鶏飯のコムガ、魚のすり身が入ったヌードルブンチャーカー、シーフードなど様々な独特な名物があり、観光客に深い印象を与えています。そのため、多くの観光客はダナン市を「飲食の天国」に例えています。

観光を魅了するダナンの食文化 - ảnh 2 ミークワン

ホーチミン市からの観光客チャン・テイ・キム・チ( Tran Thi Kim Chi) さんは次のように語りました。

(テープ) 

「私は魚のすり身が入ったヌードル ブンチャーカー、バインセオ、ミークワンが大好きです。ここでの名物料理は本当に豊富です。レストランでの料理も美味しいです。この都市の料理でここに戻りましたよ」

近年、ダナン市では飲食を専門的に経営する通りが出てきました。これらはフイン・トゥク・カン通り、ファム・ホン・タイ通り、レ・タイン・ギ通りなどです。

観光を魅了するダナンの食文化 - ảnh 3 バンチャンコンティッへウ

世界司厨士協会連盟のトーマス・ググラー会長には先ごろダナン市の国際飲食フェスティバルに出席した際、ダナン市を始め、中部の飲食文化を高く評価し、「ダナン市の飲食文化が豊富で、独特な風味があることから世界に紹介する必要がある」と明らかにしました。トーマス・ググラー会長の話です。

(テープ)

「今から3年前に中部にあるホイアン旧市街で行われたイベントの成功を基礎に、私達はダナン市を国際飲食フェスティバルの開催地として選びました。このイベントを通じて、ダナン市は世界の飲食の地図にその名を入れるようになりました」

現在、飲食は単に食べるという需要に応えるだけでなく、観光の目的の一つとなりました。そのため、ダナン市は飲食を独特な観光製品として発展させ、今後、国内外の多くの観光客を引き寄せる要素となることを図っています。

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