28日午前、ハノイで行われていた第12回党大会が閉幕しました。その直後、第12期中央執行委員会のグェン・フ・チョン書記長は記者会見を行いました。
多くの国内外の記者は、党内の民主的問題、特に党活動に関する質疑応答、主要職務に対する信任投票など書記長の計画について質問を出しました。この質問に対し、チョン書記長は次のように明らかにしました。「これらの内容は党建設に関する第11期党中央委員会第4回総会の決議の中に盛り込まれ、実際、常に展開されています。ベトナム共産党史上で、主要職務に対する信任投票を始めて行い、国会に信任投票を求めました。今後も、第12期党中央執行委員会は第4回総会の決議の遂行を推進するとしています。」
第12期党中央執行委員会の投票作業について、チョン書記長はさらに「投票結果は人事作業の方向に従って行われた。今大会は、民主的かつ団結・紀綱・知恵の精神を発揮した大会であった。」と明らかにしました。政治局員に選出された19人の中で、再選されたのは7人だけでしたが、残りの大多数は若い委員です。一番若い人は1970年生まれです。これらの政治局員の中には、少数民族出身の人もいますし、女性も3人います。
チョン書記長は、「豊かな国民、強固な国、民主的かつ文明的な国の発展。工業国になるよう取り組む」という第12期中央執行委員会のスローガンを強調しました。