(VOVWORLD) -傷病軍人や烈士、革命功労者の物心両面生活の改善に配慮することはベトナムの党と国家の一貫した政策であり、「水を飲む時、井戸を掘った人の恩を思う」、「恩に報いる」というベトナムの良き伝統を示しています。
革命功労者へのチャリティハウスの引き渡す式典の様子=nhandan.com.vn |
この数年間、全国各地で党と国家はこの政策を良好に実現してきました。ソクチャン省はその一例です。同省の労働傷病軍人社会事業局によりますと、これまでに、ソクチャン省に住む革命功労者のために、およそ4300軒の家を新築し、約3000軒の家を改修しました。その他、老革命家を養護施設に入所させ、困難な状態に直面している革命功労者の元を訪れ、プレゼントを手渡しました。
復員軍人のゴ・ヒエウさんは、生活が貧困な状態に直面していますので、ソクチャン省の「貧しい人々の為」という募金運動からチャンリティハウスを受けました。ヒエウさんは次のように語っています。
(テープ)
「新しい家に住むことが出来て、私の家族はとても喜んでいます。これまでに、復員軍人である私は、社会組織から配慮されることで、感謝を申し上げます。」
他方、先ごろ、ソクチャン省の軍事指揮部は、民族解放闘争と祖国防衛事業に功労があった人々に対し国家の補助金を手渡しました。補助金を受けとった人の話です。
(テープ)
「外敵から故郷を守る為に、自発的に戦場へ参加しました。現在、国家から補助金を受けて、とても嬉しいです。このお金を豚の飼育に活用するつもりです。」
さらに、この数年間、ソクチャン省は生産活動を励む為に、傷病軍人や戦没者の遺族を対象に、資金調達や植物のタネの提供、栽培技術の指導などを行っています。
国家の補助金を受け取って、生産活動に励んでいる革命功労者の話です。
(テープ)
「国家の補助金で、レモンのタネを買い、栽培することにしました。その他、現地の行政当局からキノコのタネをもらいました。現在、これらのキノコは収穫を迎えています。そのお陰で、我が家の生活は改善されるようになります。」
ソクチャン省労働傷病軍人社会事業局は、今後も引き続き「恩に報いる」諸活動を促し、革命功労者の物心両面の生活にさらに配慮するということです。