イチゴの栽培で富を築いたソンラ省の農民

(VOVWORLD) -有機農法の導入や、地元の気候と土壌などにより、イチゴは順調に成長し、見た目にも美しく甘くておいしい果実になっています。毎年、イチゴ畑の収穫期になると、およそ40億ドン、約2420万円の収入が得られているようです。
イチゴの栽培で富を築いたソンラ省の農民 - ảnh 1

イチゴは、近年、北部山間部ソンラ省で栽培され、経済的に高い価値をもたらす植物となっています。モクチャウ県ムオンサン村に住むグエン・ミン・ヒエウさん一家は、2020年に、イチゴの栽培とイチゴ狩りツアーの開設に着手しました。有機農法の導入や、地元の気候と土壌などにより、イチゴは順調に成長し、見た目にも美しく甘くておいしい果実になっています。毎年、イチゴ畑の収穫期になると、およそ40億ドン、約2420万円の収入が得られているようです。

ヒエウさんは次のように語っています。

(テープ)

「我が家のイチゴ畑は、国際基準の有機農法で栽培されています。この農法は、収穫量が高く、安心・安全、新鮮で美味しい果実の栽培に適しています」

イチゴの栽培で富を築いたソンラ省の農民 - ảnh 2

一方、マイソン県コノイ村にあるスアンケーイチゴ栽培協同組合のメンバーであるグエン・ティ・ランさんは、「イチゴの木は温度が低く、湿度の高い場所での栽培に適している。収穫期は12月末から翌年の3月まで。通常、収穫量は1ヘクタールあたりおよそ200kg程度である」と明らかにし、次のように語っています。

(テープ)

「当協同組合はおよそ30ヘクタールのイチゴ畑を有しています。私たちは、有機農法を導入し、有機肥料を使用しています。15日間隔で、イチゴを栽培しますので、収穫期になると、毎日、イチゴを収穫できるようになります」

現在、ソンラ省全体には400ヘクタールあまりのイチゴがあり、その収穫量は毎年3500トンを超えています。イチゴの木は、丘のゆるやかな斜面に栽培されています。ソンラ省農業農村開発局のハ・ヌ・フエ局長は次のように語っています。

(テープ)

「イチゴの付加価値を高めるために、私たちは、イチゴの栽培協同組合などに有機農法の導入を手ほどきしました。同時に、周辺の各省・市と連携して、イチゴの下処理、加工、包装、イチゴ製品のPR、消費を奨励しています」

ソンラ省の潜在力とメリットを活用して、住民たちは、イチゴの栽培と観光の開発に励んでいます。これにより、ソンラ省の農民たちは、イチゴの栽培により、富を築くようになっています。

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