中部沿海部フーイエン省の師範大学で学ぶ学生たちは今年の夏、故郷の新農村作り運動に積極的に参加しています。
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現時点、フーイエン師範大学の大学生20人はスァンライン村でボランティア活動を行っており、そのうちの大多数は今回が初めての参加で緊張しましたが農村の住民の生活に早く溶け込んで、貢献したいという意欲を持っています。フーイエン師範大学の大学4年生、ホ・シ・ハウさんは次のように語りました。
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「我々は緑ワイシャツを纏って、この地方でボランティア活動をさせて頂いて、嬉しいと思います。我々の仕事は農村道路120メートルを建設し、義務教育普及に努力し、環境保護に支援するというものです。」
農村におけるボランティア活動の内容は多いですが大学生の大多数は現地の保育園や小学校で教育を行っています。フーイエン師範大学4年生チン・ティ・フォン・ロァンさんは次のように語りました。
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「我々は将来の教師として、現地の子供たちに見識を教えています。通学が大好きな生徒が多いですがその大多数の生徒の生活レベルは低いです。ですから、我々は遠隔地までに足を運んで、貧しい子供たちに教えたいと思います。現地の子供は喜んで一生懸命勉強しています」
(現場の音)
青年ボランティアらは朝と午後に、子供たちに数学と国語を教え、夜に歌を教えます。最近、夜になると、スァンライン村の高床式家の中から、故郷の生活を思う歌声が響き渡ります。先ほどのチン・ティ・フォン・ロァンさんの話を引き続きお聞きください。
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「村の子供たちは毎晩、ここに集まり、歌ったり踊ったりしています。各家庭からは料理や果物を持ち寄って小宴会を開きます。今回のボランティア活動を通じて、いろいろな見識を身に付けました。機会があれば、またボランティア活動に参加したいと思います。」
一方、フーイエン師範大学の大学3年生フィン・タイン・チョクさんは次のような感想を述べています。
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「今回のボランティア活動は私にとって、自力、団結についての初めての体験でした。更に、生徒に教えたとき、教師の美道徳を身に付けました」
更にフォン・ロァンさんは次のように話しました。
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「ボランティア活動をした時、物質面での困難を乗り越えなければなりませんでした。我々は村の小学校の正門や学校と結ぶ道路を建設するプロジェクトを地方当局に提出しています。」
2014年の夏ボランティア活動はそろそろ終わります。ロァンさんとチョクさんをはじめ、フーイエン師範大学の20人の大学生の腕と心は強くなり、社会共同体生活に積極的な役割を立派に全うしました。まもなく、彼女らは都会に戻り、大学で学習を続けますが、人道的な夏の思い出は彼女らの心の中に永遠に刻まれることでしょう。