僻地で暮らす子供向けの娯楽施設の設置

(VOVWORLD) -娯楽施設を通じて、子どもたちは、遊んだり、運動をしたり、創造力を養うことが出来るようになっています。
僻地で暮らす子供向けの娯楽施設の設置 - ảnh 1

中部高原地帯タイグエン地方ダクラク(Dak Lak)省僻地集落の学校や中心地などに、滑り台、ブランコ、モンキーブリッジなどの遊具を設置した娯楽施設が間もなく完成します。娯楽施設を通じて、子どもたちは、遊んだり、運動をしたり、創造力を養うことが出来るようになっています。クロンパック(Krong Pak)県ブボン(Vu Bon)村クルエ(Krue)集落で暮らす子どもたちは、毎日のように、ファン・ボイ・チャウ小学校の校庭に集まって遊んでいます。

この中の子供は次のように語りました。

(テープ)  

「昔は、娯楽施設がありませんでしたが、滑り台など色々な遊具のある遊び場をつくってくれて、私たちはとても嬉しいです。毎日、友だちと一緒にここに遊びに来ます」

僻地で暮らす子供向けの娯楽施設の設置 - ảnh 2

一方、小学5年生のビ・イ・クエンさんは、家から学校までおよそ1km離れていますが、校庭に娯楽施設が設置されてから、毎日のように、この娯楽施設で遊んでいると言い、次のように語りました。

(テープ) 

「私たちのために、このような娯楽施設を作ってくださり、とても嬉しいです。先生、皆さんから有意義なプレゼントをもらったので、これから一生懸命勉強して優秀な成績を収められるように頑張ります。」

ファン・ボイ・チャウ小学校のチャン・ハイ・ドオン校長によりますと、同学校には5つの教室があり、100人余りの児童が通っています。全ての生徒は少数民族出身者です。生徒たちは、授業がないときは、親と一緒に野良仕事をしたり、牛を放牧したり、鳥を射撃したりするほか、芝生でサッカーをしたりしていました。しかし、校庭に遊び場が設置されてから、地元の子供達は、いつもここに集まって遊んでいます。

ドオン校長は次のように語りました。

(テープ)

「こうした遊び場が設置されてから、生徒たちは、学校に行きたいと思うようになる一方、遊び場で運動もできることから、体力が向上しました。ですから、私たちは、この娯楽施設を大事に管理していきます。」

以前、クルエ集落の慈善グループのメンバーらは、現地の貧困地区を視察したとき、子供たちが遊び場や娯楽施設をたやすく使えないことを知りました。そこで、このグループのメンバーらは、地元の行政当局と連携して、支援者の寄付金で子供向けの娯楽施設を建設することにしたのです。

慈善グループの担当者レ・フエン・チャムさんは次のように語っています。

(テープ)

「2022年に、ダクラク省の貧困地域10か所に、子供向けの娯楽施設を建設する予定です。建設費は、支援者の寄付金を使いますが、足りない場合は、慈善グループのメンバーたちが寄付します。」

この5年間で、ダクラク省には、およそ200か所の子供向けの娯楽施設が建設されました。これらの遊び場は、学校に来るたびに、子供達を、楽しく、わくわくさせてくれます。

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