ヒェウ氏

 ヒェウ氏は悲しい声で、「人々は国内で、安全なテトを楽しめるが、国外在留ベトナム人の多くは帰国してテトを迎えることができない」と述べ、次のように話しています。

（テープ）

「今年のテトには、我々の気持ちは異なっていると思います。まず、ベトナムに対する誇りです。みんなは祖国を誇りに思っていると信じています。海外からベトナム人を帰国させる飛行便は仁愛にあふれたものといえます。国外在留ベトナム人の困難を分ちあいたいのです。新型の感染症が早期に収束することを望んでいます。」

ハさん

一方、韓国に専門家として派遣されたVOV5の記者カオ・タイン・ハさんは次のように話しています。

（テープ）

「パンデミックの中においても、国内で、すべてが通常通りに進められていることを実感しています。パンデミックにより、多くの困難に直面していますが、前進し続けています。ベトナムの若い世代はその精神を発揮させ、前進していくと確信しています。」

また、VOV5の外国人スタッフも安心して、ベトナム人同僚とともに仕事をしています。VOV韓国語放送の韓国人スタッフKimYoon Jiさんの話です。

（テープ）

「ベトナムに関する素晴らしいことを友達に伝えます。韓国人の友達がたくさんいますので、彼らに対し、ベトナム観光を勧めます。ベトナムは素晴らしい国です。私の親戚と友達の全員がベトナムにやってきて、ベトナムにある私の家に遊びに来ることを望んでいます。」

先ほどのインドネシア在留中のチュオン・トゥ・トゥイさんや、医療専門家グエン・ラン・ヒェウ氏、韓国に専門家として派遣されたVOV5の記者カオ・タイン・ハさん、VOV韓国語放送の韓国人スタッフキム・ユンチさんなどは皆、パンデミックの中におけるベトナムのテト平穏かつ暖かい雰囲気を実感しているでしょう。