（写真：Hien Anh/ Bao Tin Tuc）

第7回ベトナム書籍の日を祝い、4月19日から5月20日にかけて、book365.vn というホームページで「読書、知恵向上、疾患の心配を乗り越える」をテーマとした初めてのオンライン書籍フェスティバルが開かれています。これは4月21日の世界図書・著作権デーに応じた活動の一環です。

毎年、4月21日のベトナム書籍の日にあたり、ハノイで、書籍祭りが開かれますが、今年、新型コロナウイルスの感染症が拡大しているため、オンラインで実施されることになりました。

このオンライン書籍フェスティバルの開催は読書文化を広めると共に、出版社が新しい生産経営方式を導入するように、これらの出版社に新しいプレイグラウンドを作り出すためのものです。この書籍フェスティバルには出版社、書籍発行者およそ50社が参加し、1万部の書籍が紹介されています。

また、書籍フェスティバルでは作家、有名人、読者とのオンライン対話、書籍の評論会、書籍の紹介など様々な活動が行われます。特に、この書籍フェスティバルにより、読者は楽に書籍を入手することができます。また、このフェスティバルは書籍の出版社や発行社に新たなチャンスを作り出します。情報通信省のホアン・ビン・バオ次官は次のように語りました。

（テープ）

「このような開催方法により、読者は簡単に書籍を買うことができ、読書の習慣づくりに有利な条件を作り出します。また、これを通じて、出版社がオンラインにおける書籍市場の開発に新しい方向を切り開きます。」

オンラインで、書籍フェスティバルを開催することは出版業者が新型コロナウイルス感染症がもたらす困難を乗り越えることにも寄与しています。また、これは今後、書籍フェスティバルが従来の方法だけでなく、オンラインでも展開する計画を作成するチャンスとなります。

ベトナムで初めて書籍祭りが開催されてから7年が経った現在、書籍と読書に対する社会共同体の認識が大きく高まっており、読書習慣づくりに大きく貢献しています。