(VOVWORLD) -11月15日と16日、北部山間部ハザン省では、「岩石高原のピンク」をテーマにした第5回ソバの花祭りが開催されました。
ハザン省にあるソバ畑 |
ハザン省のメオバック県などは人々の心を魅了するソバ畑を持っていることから、これらのソバ畑は今年の祭りのメインイベントの開催地に選ばれました。この祭りを控えて、9月から、メオバック県の各村、町は、現地住民にソバの栽培を働きかけました。約50ヘクタールのソバが、メオバック町、タルン村、パビ村、パイルン村などに植えられました。
メオバック県パイルン村人民委員会のリ・バン・ドン委員長は次のように明らかにしました。
(テープ)
「もっと多くの観光客を誘致するために、現地にある幾つかの観光スポットに、多くのソバの花を栽培しました。」
ところで、現地住民のソバの栽培を奨励するために、メオバック県の行政当局は、ソバのタネや肥料などを提供した他、作物の栽培をソバの花に転作するための一部の経費を補助しました。その結果、現時点で、すべてのソバ畑に、そばの花が美しく咲き誇っており、多くの観光客を魅了しています。
観光客の一人は次のような感想を明らかにしました。
(テープ)
「私は、ソバの花の美しさに深い印象を持ちました。丘に植えられた白とピンクの小さな花をたくさんつけたソバの花は、厳しい天候の中でも順調に成長するからです。これは、本当な奇跡ですね。」
その一方で、メオバック県にある83カ所のホテル、ホームステイなどは観光客の飲食と宿泊の需要に応えるようになっています。
メオバック県人民委員会のムア・ホン・シン副委員長は次のように語っています。
(テープ)
「私たちは、常に、観光サービスの多様化と質的向上に配慮しています。例えば、ナイトマーケットで現地の伝統的工芸品、特産品の販売とか、ここに住む各民族の伝統的文化の紹介、その他、観光地と居住地区での環境衛生、美化などを重視することです。」
ハザン省におけるソバの花祭りは今後とも国内外の観光客を魅了する文化的活動になるよう期待しましょう。