文廟を訪れる観光客

今月16日から18日にかけて、ハノイ市内のホアンキエム湖畔で、ハノイの観光振興と食文化祭り2021というイベントが開催されます。 これは「ベトナム人はベトナム旅行をしよう」という運動に応じて、新型コロナウイルス感染症収束後、国内の観光を復活させることが狙いです。

イベントでは観光ツアー振興とハノイの食文化を紹介するという2つのスペースがあり、全国からの12の省や市を代表する150の展示ブースが設けられます。観光ツアー振興という展示ブースではベトナム航空総公社のベトナムエアラインや格安航空ベトジェットエア、地場不動産会社FLCグループ傘下のバンブー航空などベトナムの各航空会社が参加します。ベトナムエアライン北部支店の責任者グエン・バン・ティンさんは次のように語りました。

（テープ）

「観光ツアー振興の商品として、私たちは９万９千ベトナムドン、約５百円という非常に安い航空券２０万枚を発売します。これは特別価格で、ベトナム・エアラインの最も主要な製品です」

ハノイの食文化を紹介する展示スペースで、ハノイの特産料理、ハノイの料理の作り方を紹介するイベント、ハノイの食文化に関する談話など様々な活動が披露されます。

イベントでは、ハノイの観光局は２０２１年のハノイの主な文化スポーツ観光イベントやハノイの観光ツアーなどを紹介します。また、ハノイの各旅行会社と各地方との協力合意書の調印式が行われます。

ハノイ市観光局のダン・フオン・ザン局長はこのイベントは旅行会社と政府との連携を強化し、全国にある各旅行会社が互いに連携しあうことに有利な条件を作り出す」と明らかにし、次のように語りました。 

（テープ）              

「私たちは新型コロナウイルス感染症から悪影響を受けているので、各旅行会社がさらに多くの観光客を誘致するため、互いに連携しあう必要があります。今回のイベントを通じて、多くの観光商品が発売されることを期待しています。」

イベントではハノイの観光局はハノイの投資貿易観光センターと協力してハノイの観光製品を考察するため、各旅行会社や記者を対象に、農民体験ツアーを提供します。