(VOVWORLD) - 2019年1月1日午前、ハノイ市観光局は、ベトナム航空総公社、ノイバイ国際空港などと連携して、2019年に首都ハノイを訪れる最初の外国人観光客を迎える式典を開きました。
ドイツ、フランクフルト発・ハノイ行きのベトナム航空運航便を利用したドイツ国籍のティモ・クックスさんは2019年に首都ハノイを訪れる最初の外国人観光客となりましたが、ハノイの観光部門に幸運をもたらす人と期待されています。
2018年、およそ1500万人の外国人観光客はベトナムを訪れましたが、その中のおよそ600万人がハノイ観光をしました。また、昨年、ハノイは2000万人の国内観光客を迎えました。
こうした中、2019年に首都ハノイを訪れた最初の外国人観光客を迎える式典は、ハノイが魅力的かつ安全で親しみやすい観光地として地元をPRするチャンスとみられました。その式典で、ハノイ観光局のチャン・ドゥク・ハイ局長は次のように語りました。
(テープ)
「数千年の歴史を持つハノイは、ベトナムの政治・行政の中心地でありながら、観光資源が豊かな地方です。ここの観光サービスは質が高いと評価されています。特に、市民のやさしさや、平穏な生活、美しい文化などは観光客を魅了しています。」
近年、多くの外国人はハノイを魅力的な目標値として評価しています。こうした中、ハノイ観光部門は、今年の観光客数が9・8%増加することや、666万人の外国人観光客を迎えることなどを目標として設定しています。
この目標達成へ向けて、ハノイは様々な措置を同時にとっています。中でも、世界的なモータースポーツ「フォーミュラ1(F1)」の運営プロジェクトや、ソクソン県での競馬場建設プロジェクトがあります。
市内の素晴らしい景勝地とともに、これらのプロジェクトはハノイ観光に新風を吹き込むと期待されています。そして、現在とられている措置や、観光部門、市民の努力により、同市が設定した目標が達成できることは間違いないでしょう。