ベトナムとミャンマーとの関係


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ハノイ市郊外のノイバイ国際空港で、フン・スアン・ニャ教育養成大臣(右)とティン・チョー大統領=TTXVN


既にお伝えしましたように、ミャンマーのティン・チョー大統領夫妻はチャン・ダイ・クアン国家主席の招きに応えて、今月26日から28日にかけて、ベトナムの国賓訪問を行っています。この訪問は、両国間にとって重要な政治的出来事であると見なされています。ティン・チョー大統領にとって今回のベトナム訪問は今年3月30日に就任以来、初めてとなっています。

両国関係の発展道のり

ベトナムとミャンマーは長い関係と多くの類似点を持っています。現在、両国はASEAN=東南アジア加盟国となっています。1947年にベトナムはミャンマーのヤンゴンに情報機関を設置しました。その後の1948年に、この機関はベトナム政府代表機関に格上げされました。1975年に、両国は外交関係を本格的に樹立しました。これまでに、両国間の伝統的な友好関係と多面的協力は実質的かつ効果的に発展し、多くの重要な成果を収めてきました。双方の各レベルの代表団は頻繁に行われています。2013年6月に、ベトナム・ミャンマー友好議員協会、ミャンマー・ベトナム友好議員協会が設立されました。そして、両国の相互理解を深める為に、2014年8月に、ベトナム・ミャンマー友好協会が設立されました。2015年に、双方は、外交関係樹立40周年記念諸活動や、ベトナム・ミャンマー協力委員会第8回会合などを開催しました。

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2015年に開催されたベトナム・ミャンマー協力委員会第8回会合=TTXVN

二国間の経済協力関係が際立つ

ベトナムとミャンマーは、農業、工業用樹木の栽培、水産物、銀行、航空、通信、石油ガス、鉱産物開拓、電気設備生産、自動車の生産と組立て、建設、投資・貿易などの分野を優先課題にしています。この数年間、両国間の経済協力関係は好転しています。毎年、双方は、それぞれの国において見本市を開き、自国の製品を紹介すると共に、投資家を誘致することが狙いです。現在、ベトナムはミャンマーにとって第10位の貿易相手国となっています。今年7月現在、両国の貿易取引額は2億9千9百万ドルに達し、昨年同期と比べ15.9%増となっています。今年5月現在、ベトナムは、ミャンマーにおいて、総額5億5千7百万ドル相当の47件の投資プロジェクトを実施しています。中でも幾つかのプロジェクトは効果的に実施されています。

良好関係への新たな原動力

ベトナムとミャンマーは常に複数の外交活動を効果的に行い、両国の友好協力関係の強化に寄与しています。地域と国際のフォーラムでは、両国は互いに連携し、支持し合っています。ベトナムは、ミャンマーのASEAN、及びASEM=アジア欧州会合への加盟を積極的に支持してきました。その一方で、ミャンマーは、ベトナムのWTO=世界貿易機関への加盟を支持しており、他のアジア諸国と共に、ベトナムの国連安全保障理事会非常任理事国入りを応援してきました。

今回のベトナム国賓訪問に当たり、ティン・チョー大統領はベトナムの指導者らと共に、協力分野を検討し、新たな協力分野の強化措置などについて意見交換をするとしています。この訪問は高級指導者の信頼にたる政治的関係の深化に寄与しており、両国の伝統的な友好協力関係に原動力を作り出すと期待されています。

ご感想

岡本 玲子

ベトナムとミャンマーがこんなに協力し合う国同士だったことは、今回知りました。
私は、ベトナムにおいてまだまだ女性が経済力をつけて社会進出する必要性があると感じ女性起業支援活動をしたいと考えています。
その手段として、日本製で3種類の太さを使うオリジナルの糸と独自開発のパウダーの二つだけで出来る糸脱毛の技術をオンラインとスクーリングで伝えることをします。私共が伝えたい糸脱毛は、エステ効果もあり、エコで安全で美しい仕上がりをお約束致します。この技術を習得すれば、ベトナムの女性が自分で起業する、または職に就ける機会を得ることが出来るのです。
この事業をベトナムにと漠然と考えていましたが、ミャンマーでも必要とされる事業の可能性を感じました。
是非、この私共の事業にご興味を持たれましたら、ご連絡ください。事業案の詳細をお話しさせて頂きます。

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