ベトナムのピーアールを促進

(VOVWORLD) - これまで、世界各国へのベトナムの文化やイメージのピーアール活動は効果的に行われてきました。

2025年までの国家観光発展戦略と2030年までのビジョンを実施するため、ベトナムは従来からの市場でのピーアールを促進する一方で、新たな市場開拓に尽力しています。

この数年、ベトナムの外交部門は国外駐在ベトナムの外交代表機関を通じて、いわゆる「文化外交」を推進しています。文化外交は交易や草の根外交、市場の拡大に貢献するだけでなく、文化交流や観光客の誘致にも弾みをつけています。2019年、アメリカやロシア、フランス、インドネシアなどでベトナム文化のピーアールが効果的に行なわれてきました。また、ASEAN2020の活動の一環として、2月13日、ウクライナ駐在ベトナム、マレーシア、インドネシアのASEAN3カ国の大使館は共同でASEANの文化の披露会を行ないました。ベトナムの展示ブースは刺繍絵や籐細工、竹細工、漆器などを展示し、多くの鑑賞者を引き寄せました。また、このイベントではベトナムの伝統料理が披露され、国際の友人を堪能させました。新型コロナウイルスによる肺炎の感染が拡大されているにも関わらず、ベトナムの観光ピーアールが良好に行なわれたことで、ベトナムを訪れた観光客は増加しています。先ごろ、ハノイ、ホーチミン市、ダナン市とインドのニューデリーとムンバイを結ぶ直行便を就航させました。また、VOV=ベトナムの声放送局はニューデリー支局を開設したばかりです。在インドベトナム大使館のファム・サイン・チャウ大使は次のように語りました。

(テープ)

「新型コロナウイルス感染症が拡大されていることにより、中国人観光客がなかなかベトナムを訪問できなくなった背景の中で、インドはベトナムを訪れる外国人観光客の維持で重要な役割を果たすと思います。インド行き直行便の就航やベトナムの声放送局のインド支局の開設は両国の友好関係だけでなく、観光客数や投資協力プロジェクトの増加にも貢献するでしょう。」

ベトナムの2025年までの観光発展戦略によりますと、2025年までに、少なくとも外国人観光客を延べ3500万人、国内観光客を延べ1億2千万人にし、外国人観光客の伸び率を年平均12%から14%増、国外観光客の伸び率を同6%から7%増にするという目標が設定されました。これを達成するため、ベトナムの国土、人々、文化のピーアールを推進し、各国との相互理解を深め、協力チャンスを探る必要があります。

ご感想

他の情報