(VOVWORLD) -今年、ベトナム友好諸組織連合会は創立70周年を記念します。この機に、同連合会は2回目のホーチミン勲章を受領します。
この70年、ベトナム友好諸組織連合会は草の根外交分野で活躍し、ベトナムと世界の友人との懸け橋としての役割を立派に果たしてきました。
1945年9月2日、ホーチミン主席はベトナム民主共和国の誕生を告げる独立宣言を読み上げてから、ベトナムは世界のすべての民主国との友人になりたいということを主張しました。ベトナムは独立と自由、民主主義、平和ということを目指していることから、同じ目的を持つすべての国々はベトナムの友人であると強調しました。
その精神を基礎に、1950年11月17日、ホーチミン主席は世界平和評議会の前身である平和擁護世界大会委員会に書簡を送りました。これはベトナム友好諸組織連合会の前身であるベトナム平和擁護委員会の発足の前提を作り出したとされています。それ以来、ベトナム友好諸組織連合会は毎年11月17日を発足の日にしました。
発足してから70年間、ベトナム友好諸組織連合会とメンバー組織は国際関係を絶え間なく拡大させ、安定的に発展し、世界のおよそ1000もの組織や国々、地域と協力関係を結んでいます。ベトナム友好諸組織連合会は数多くの草の根外交活動を展開し、地域と世界の平和、団結、友好を促進するための多くの構想を出しました。世界の友人は世界の平和の維持、国際法の順守、国際社会への参入の強化などに関するベトナムの終始一貫した立場を支持しています。
新型コロナウイルス感染症が複雑に推移している背景の中で、ベトナム友好諸組織連合会のメンバーはコロナ禍の甚大な被害を受けている世界各国におよそ43万ドル相当の現金や医療設備を支援してきました。これは世界の友人に対するベトナムの助け合い精神を示すだけでなく、国際社会におけるベトナムの前向きな役割も表れています。ベトナム友好諸組織連合会のファン・アイン・ソン理事長は次のように語りました。
(テープ)
「新型コロナウイルス感染症が蔓延している中、ベトナム友好諸組織連合会は各国に在住しているベトナム人を含め、コロナ禍の影響を受けている各国の国民の疫病予防対策を支援してきました。また、2020年、ベトナム友好諸組織連合会はベトナムと中国外交関係樹立70周年、ベトナムとアメリカとの関係正常化25周年など多くの大規模な出来事を行っています」
この70年間、草の根外交の組織の一つとして、ベトナム友好諸組織連合会は常にベトナムの外交活動に重要な貢献を果たしており、党と政府の外交活動に緊密に連携して、ベトナムと世界各国との友好協力関係の強化に活躍してきました。