さきごろ、エジプト駐在外国の外交官らはVOV＝ベトナムの声放送局カイロ支局の取材に応え、このように強調しました。

Ma Tong Hui大使

在エジプト朝鮮民主主義人民共和国のMa Tong Hui大使は3回にわたり、ハノイとホーチミン市へ出張したことがあり、平和で安定したベトナムに深い印象を受けました。Ma Tong Hui大使は次のように語りました。

（テープ）

「現在、ベトナムは国際場裏で重要な役割を果たしています。ASEANの加盟国としてベトナムはASEANをはじめ、国際社会で発言力を高めています。ベトナムは海上紛争問題に直面していますが、地域諸国の利益の確保を目指し、これらの問題が対話を通じて平和的に解決されるよう希望します。」

Khuon Phon Rattanak大使

一方、在エジプトカンボジアのKhuon Phon Rattanak大使はASEAN、及びアジア地域の外交活動に対するベトナムの貢献を高く評価しました。また、同大使は「ベトナムの外交官らはASEAN をはじめ国際社会の団結の強化に尽力してきた」と明らかにし、次のように語りました。

（テープ）

「ベトナムの大使閣下はカイロ駐在アジア諸国の54の外交代表機関の団結を強化する計画を立てています。これは大使ら、及び各国の連結が図られるでしょう。ASEANに関して、長い歳月を経て、各種の協力メカニズムが推進され、我々は大家族として力を合わせ、重要な問題の解決にあたってきました。ASEANはアジアの中核であり続け、団結とコンセンサスを強化していくよう望んでいます。」

Hany Salim外務次官

こうした中、エジプトのHany Salim外務次官はベトナムについて「平和と経済発展」という印象を持っています。Salim氏はベトナムの1945年8月革命の勝利は他の発展途上諸国にとっても歴史的節目であり、今日の刷新事業の成功は見習う手本となっているとの見解を示しました。Hany Salim外務次官は次のように語りました。

（テープ）

「エジプトは全地域の衝突を解決するセンターを設立し、国連平和維持にあたる各機関と協力し、フォーラムや訓練、円卓会議などを行なっています。ベトナムをはじめ、中央アジア諸国にフォーラムへの参加や専門家の交換を提案する意向があります。ベトナムは平和の価値を詳しく理解することから平和維持活動を精力的に行うと思います。また、ASEAN2020議長国を務めるベトナムとの協力の強化を希望します。」

平和な世界づくりは戦争、衝突に苦しんでいる中東・アフリカ諸国をはじめ、世界各国の共通の願望です。ベトナム国民は誰よりも平和と独立の価値を実感して、平和、団結、繁栄した世界の構築に力を尽くしています。