さる５月１５日、ベトナム共産党政治局は『ホーチミン主席の思想、道徳、人格を見習う運動の促進』に関する指示５号を発布しました。この指示の実施はホーチミン主席の思想、道徳、人格を社会の強固な基盤にすることが狙いです。

第１２期ベトナム共産党政治局の指示５号の主な内容はこの５年間実施してきた『ホーチミン主席の道徳を見習おう』運動の継続に関する第１１期政治局の指示３号の実施状況を総括するものです。これによりますと、第１１期政治局の指示３号の実施は一定の成果を収め、第１１回党大会の決議、及び、党建設の差し迫った問題に関する第１１期党中央委員会第４回総会の決議の実施に大きく寄与するとされています。

新しい内容指示５号

指示５号はそれぞれの幹部や党員が貫徹すべき民族解放、階級解放、社会、及び、それぞれの人々の解放に関するホーチミン主席の思想を取り上げています。この指示は革命に間する忠誠や決意の堅持、党と人民の利益を第一にし、祖国、人民に全力を尽くすということに関するホーチミン思想について触れています。ホーチミン主席の人格に関して、指示５号は独立、自主的考え方、言行一致、人民のため、人民を尊重するというホーチミン主席の人格を強調しました。ベトナム共産党宣伝教育委員会のグェン・ティ・フォン・ホア ( Nguyen Thi Phuong Hoa) 委員は次のように語っています。

グェン・ティ・フォン・ホア ( Nguyen Thi Phuong Hoa) 委員

（テープ）

「政治局の指示５号はホーチミン主席の思想、道徳、人格を社会の強固な基盤にするという要求を出しました。また、全党、全軍、全国民がホーチミン主席の思想、道徳、人格の大きな価値を深く理解するように努力しなければなりません。特に、今回、政治局は『ホーチミン主席の思想、道徳、人格を見習う運動』の促進を教育養成部門の基本的、かつ、全面的改革に関する第１１期党中央委員会の決議２９号の実施と両立させるということを求めました。」

「ホーチミン主席の思想、道徳、人格を見習う運動」を専攻にして実施する

このように語ったベトナム共産党宣伝教育委員会のグェン・ティ・フォン・ホア 委員によりますと、指示５号を実施するため、各部門や機関、地方はこの指示を研究、貫徹させることを共産党や各地方行政府、団体の活動の一環とする必要があります。ホア委員は次のように語りました。

（テープ）

「『ホーチミン主席の思想、道徳、人格を見習う運動』の促進に関して、指導者が率先して実施し、職員やスタッフが後に実施します。そして、党員が率先して実施して、非党員がそれに次いでいます。毎年、ホーチミン主席の生誕を記念する度に、ホーチミン主席の人格の中の一つを専攻にして、研修コースを行います。その中で、指導者や党員がこの事業において手本になる必要があります。」

指示５号は『ホーチミン主席の思想、道徳、人格を見習う』運動の実施を幹部や党員の評価と両立させることを強調しました。これに従って、関係各機関はそれぞれの地方や機関における道徳の基準を設置する他、公務道徳に関する政策も今後も引き続き完備させます。