(VOVWORLD) - 第13回党大会・人事小委員会の委員長を務めるグエン・フ・チョン党書記長・国家主席は26日、国内のメディアに投稿した記事の中で「人事の準備は重要な意義があり、党大会の成功を確保する要素となる」と強調し、人事作業のいくつかの特別な関心事を訴えました。
チョン党書記長・国家主席によりますと、第13回党大会は重要な節目となり、将来の方向性を定め、全党、全国民、全軍にドイモイ=刷新事業や迅速かつ持続的な発展の推進に励むよう鼓舞するものであるとしています。
人事作業の要求
チョン党書記長・国家主席は「第一の課題は政治局、書記局を核心とする党中央委員会づくりに関する要求に応えることである」と強調しました。これに基づき、第13期党中央委員会は団結して、清潔かつ強固な団体であり、意志と行動で一致し、強固な政治的本領を持ち、民族独立と社会主義の目標を堅持しなければなりません。また、戦略的ビジョンやインベンション、イノベーションを興す精神があり、国民と緊密な連携をとり、全党、全国民の団結とコンセンサスを確保し、新たな発展段階に、国を運営する能力が必要であるとしています。さらに、党の全面的な指導を確保するため、必要な人数を選出するとともに、重要な地域、分野の主事を務める党中央委員会委員の数を増やす必要があるとしています。党中央委員会、政治局、書記局入りの人事の推薦に際し、公開性、明確性、民主性、客観性を確保するとともに規定、原則に従わなければなりません。また、政治的資質、道徳、ライフスタイル、業務能力、威信を幹部の評価、選出の基準にする必要があります。 幹部の共通の基準として道徳と才能を兼ね備え、強固な政治的本領と愛国心を持ち、民族独立と社会主義を堅持し、マルクス・レーニン主義とホーチミン思想、党の綱領と主張、国家の憲法、祖国に忠誠を誓い、党の規則を守り、言行を一致させ、国民と緊密に連携するとともに、困難や試練に立ち向かう姿勢を整え、断固たる行動を起こし、党員、国民の信頼を得ることなどが挙げられています。さらに、党中央委員会に選出される幹部は党内の団結を守り、民主主義の諸原則、批判と自己批判の原則を遵守しなければならないとしています。
我々の責任
チョン党書記長・国家主席は第13回党大会の人事の準備は人事小委員会、政治局、書記局、党中央委員会の任務だけでなく、全政治システム、各レベルの党委員会、組織、機関、地方の任務でもあるとの見解を述べました。各レベルの党委員会大会で人事作業を周到に準備しなければならないとしています。政治局、書記局、党中央委員会をはじめ、関係各機関、組織はこれを党の存続と国の運命に関わる特別かつ重要な任務にし、党、国家、国民の利益を第一に位置づけ、人事の準備に尽力しなければなりません。
最後に、我々の目標は団結して強固な党中央委員会、強固な政治局、強固な書記局の構築にあります。また、全党、全軍、全国民はあらゆる困難を乗り越え、ベトナム共産党の健全化、ますます発展するベトナムの国づくり、国民の幸福な生活づくりを図るよう尽力していく必要があるとしています。