第12期ベトナム共産党中央委員会第4回総会の光景(写真:インターネット)
ベトナム共産党の規律は、80年あまりにわたる党の存在、活動、及び発展を確保する重要な要素となっています。国の刷新と建設事業において、ベトナム共産党が清廉で強靭な党建設に向けた自己刷新、自己粛正、党内の規律遂行を主張して以来、この問題は日々重視、強化されるようになってきました。
党の規律は、労働者階級と民族の利益の為に身を捧げる用意がある同志の関係、同じ理想を持ち、自発的に入党している仲間の規律といわれています。全ての党員と党組織は、政治、思想、及び組織の民主主義、緊密な統一という原則を沿った規律で連携し、党の条例によって明記されています。その規律は、全党の意志に従って、党の統一を確保すると共に、全ての党員と党組織の民主主義、アイディアを活用することが狙いです。
党規律の強化は日常の任務である
党規律は、党員の主体性を求めるだけでなく、拘束力があります。全ての党員は、いつ、どこにいても、党組織の下による指導と管理を受け、党組織の規律に従って行動しなければならないということです。党規律の強化は、全ての党員と党組織の日常任務であると見なされており、幹部党員の責任感を高めることです。
リン上将(写真:インターネット)
ベトナムの枯葉剤被害者協会会長のグェン・バン・リン上将は次のように語っています。
(テープ)
「全ての党の組織と党員は党の規律を遵守しなければなりません。そこで、党の組織のリーダーのお手本は全ての党員が見習う為に、極めて重要だと思います。」
リーダーの責任を高める
第12期ベトナム共産党中央委員会第4回総会の決議は、党員の政治的思想、道徳、ライフスタイルの衰退に関する27の表現を示しています。これは、党の存亡に関わる極めて重要な問題であると見なされています。この決議はまた、衰退の防止、党規律の強化、党の指導能力の向上に関する方策を提出しました。
ベトナムの枯葉剤被害者協会のグェン・バン・リン会長は「全ての党員はこの決議を良好に実現する為に、行動計画を立てる必要がある」との見解を明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「当面、党の民主主義原則を発揮し、党員の戦闘力を向上させるということです。同時に、党員にとっては、主体的かつ、忠実な表現を示すと共に、党員としての義務と誓いに従って行動しなければなりません。」
規律は党の力です。党員は規律面で党に忠誠を尽くします。党の各組織が強固になる限り、全党が強くなります。党の綱紀粛正と法律の遵守はそれぞれの党員の責任でかつ義務でもあることです。