6日から8日にかけてハノイで開催中の第14期国会第8回会議では内務大臣、商工大臣、農業農村開発大臣、情報通信大臣が質疑に答弁しました。国会議員と国内の世論はこれらの質疑応答の効果を高く評価しています。

率直な回答を行う

国会事務局のグエン・ハイン・フック事務局長は今回の質疑応答に取り上げられた内容はいずれも全国の有権者が関心を持っているものであると明らかにすると共に、質疑応答が建設的、かつ、積極的に行われ、質問は明確であり、率直に質疑の内容に触れられたと述べました。

リュ・ビン・ニョン国会議員

南部ベンチエ省選出のリュ・ビン・ニョン( Luu Binh Nhuong) 国会議員は「多くの有権者は今回の質疑応答の質を高く評価している。質問をする人も、回答をする人も決められた時間内に行われた」とし、次のように語りました。

（テープ）

「質疑応答のやり方もよかったです。質問の内容を十分に応えられなかった場合、国会議長は十分に応えられるようその大臣に案内しました。質疑応答の雰囲気は厳粛ですが、緊張ではありません」

国会議員の監視役割と責任感の向上

質疑応答で国の多くのさせ迫った問題が取り上げられました。中部高原地帯テイグェン地方にあるダクノン省のゴ・タイン・ザイン( Ngo Thanh Danh) 国会議員は次のように語りました。

（テープ）

「質疑応答は率直、かつ、建設的な精神で行われました。質疑の対象となる大臣が質問を十分に答えなかった場合、国会議員は反論し、十分な内容を得るまで質問を続けました」

質疑応答で大臣らは担当する分野で残されている問題点の解決に対する自らの責任を認めた上で、これらの問題点の克服に取り組むことを確約しました。中部クアンビン省選出のグェン・ゴック・フオン( Nguyen Ngoc Phuong) 国会議員は次のように語りました。

（テープ）

「国会議員はこの質疑応答を周到に準備しました。そのため、国会議員が出した質問の内容は有権者の関心を持つものばかりでした」

これらの質疑応答を通じて、全国の有権者は国の多くの重要な問題を深く理解することができました。また、この質疑応答を通じて、大臣らは担当する分野における自らの責任感が高まることでしょう。