労働者階級は人口の14％以上を占めている。（TTXVN撮影)

本日は138周年のメーデーを祝う記念日です。ベトナムでは、労働者階級は人口の14％以上を占めており、国の工業化近代化事業の先頭に立っています。

ベトナム共産党の第13回大会は、労働者階級の政治的本領、教育水準、職業スキルの向上、近代的かつ強靭な労働者階級の構築という目標を設定しています。労働者階級が大きな使命と重大な任務を果たしており、民族とともに、民族の願いを現実化させる先導隊であると認定しています。

近代的かつ強靭な労働者階級の構築

労働者階級は、国の重要な政治的出来事における先導隊であり、中心的位置に立っています。特に、ドイモイ刷新事業が実施されてからの過去40年間後に、労働者階級は質的にも量的にも絶え間なく強固になり、すべての分野、職業、経済セクターに出現し、国の工業化近代化事業の先頭に立っています。

ベトナム共産党は、労働者階級の発展に特別な関心を寄せており、新たな状況における労働者階級構築に関する決議を発布しました。これに基づき、労働者階級構築は、業務能力や職業スキルを向上させるのに好ましい条件を提示されてきました。さらに、強靭な労働者階級の構築が、国のドイモイ刷新事業と工業化近代化事業に成功をもたらす前提条件であると認めています。

ハノイ国家大学所属ベトナム学発展科学院のファム・ホン・トウン元院長は次のように語っています。

（テープ）

「労働者階級は、ベトナム民族の歴史的プロセスにおける先導隊であり、世界の先進的な技術と科学進歩をマスターしています。これは、ベトナム共産党一党体制の重要な社会的政治的基盤となっています」

国の発展事業における労働者階級の先駆的役割の活用

第4次産業革命は、あらゆる社会生活を変化させつつあります。労働者階級は第4次産業革命の先導隊であると認められています。ですから、工業化近代化事業において労働者階級を強固に構築することは、ベトナムの党と国家にとって重要な任務であると見なされています。

中央理論評議会のブイ・ディン・ボン元理事長によりますと、今後の労働者階級発展事業は、多くの利点と大きなチャンスに恵まれるでしょう。現段階におけるベトナムの新たな地位と勢いは、ベトナムが強く発展するためのあらゆるリソースを最大限に活用するのに役立っているとのことです。

ヒエウ副議長(Xuân Quảng/Vietnam+撮影)

他方、ベトナム労働総連盟のゴ・ズイ・ヒエウ副議長は次のように語っています。

（テープ）

「労働者階級は、一般労働者の団結力を高めるための中核的な役割を果たし続けます。労働者、特に知識労働者は、国家デジタルトランスフォーメーション、イノベーション、インベンションの遂行に積極的に参加しています。」

ベトナムの労働者階級は、第4次産業革命が与えた好機を活用しており、国の工業化近代化事業に大いに貢献しています。