(VOVWORLD) - 新型コロナウイルス感染症が複雑に再発している背景の中で、新形コロナとの闘いは社会全体の力を必要としています。そのため、社会全体の力を呼び掛ける多くのアイデアが出されておりますが、その中で、「夢の夏」という子ども絵画コンクールがあります。
コンクールの絵の一つ |
ホーチミン市トゥドゥク区に住むライ・ティ・ムンさんのアイデアで実施されたこのコンクールは、彼女と親戚の家族の子どもを対象とするもので、新型コロナとの闘いに先頭に立っている医療関係者や、公安部隊、兵士を励ますことが狙いです。8月2日から10日まで行われたこのコンクールは家庭内の規模なので、一等賞は約4800円、二等賞は1400円、三等賞は480円というわずかな賞金です。しかし、コンクールの意義は大きいと評されています。ムンさんは次のように話しました。
(テープ)
「私は絵が下手なので、子どもの絵を見て感動しました。これは素敵な夏休みとなるし、子どもの成長にとって有利な活動だと思います。絵を通じて、子どもたちはこの闘いに貢献している人々に楽観的な精神と大きな励ましを伝えられたと思います。」
コンクールには、ムンさんの家族と親戚の子ども合計12人が参加しました。彼らの絵は描き方や構図が良くないところもありますが、子どもっぽい素朴さが見る人を引き付けています。ゴックちゃんは次のように話しました。
(テープ)
「私が持っている絵は、一番好きな絵の一つです。この絵は、白衣を着ているお医者さんが休憩のとき、ギターを弾きながら歌う風景を描きました。周りに座る皆は歌を楽しんでいます。この絵を通じて、人の命を救う医療関係者を励ましたいと思います。」
また、医療関係者の他、兵士や公安部隊、ボランティアへの愛情を物語る絵もあります。これらの絵の共通点は、新型コロナとの闘いの勝利を確信することです。ムンさんはこれらの絵の中からいくつかの絵を選んで、感染者が多く出ている中部ダナン市の医療関係者に贈る予定です。
フェイスブックに掲載されたこのコンクールはインターネット上の高い好評を受けており、コミュニティーに意義あるメッセージを送っています。