(VOVWORLD) -後1週間、ベトナム全土の生徒学生はまもなく2020・2021年度の新学年に入ります。現在、全国各地方は新学年の準備を急いでいます。
新学年度の生徒の総数およそ210万人を擁するハノイ市は学校を新築したり、改修したりして、地元にあるすべての生徒が入学できるように全力を尽くしています。ハノイ市教育養成局所属財政計画室のグエン・テ・ソン副室長は次のように語りました。
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「今年の新学年度に、ハノイは公立校44校、私立校25校が増えます。ハノイ市内の生徒およそ90%は公立校に入学します。今年、40校が新築された他、改修された教室はおよそ5200室にのぼっています」
また、全国各地は学校や設備の準備のため、各レベルの教師の育成を精力的に進めてきました。その中で、今年、義務教育の新しい教科書が導入されることから、小学校1年生を始め、小中学校の教師の訓練を優先的に実施してきました。北部山岳地帯フート省タイン・ソン県の教育養成室のビ・ダイ・フオン室長は次のように語りました。
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「小学1年生の教師すべては義務教育の新しい教科書の導入が求められる要求に答えるため、訓練を受けました。また、現時点で、すべての教師と生徒が新しい教科書を手にしています」
現在、全国の大部分の学校は2020~2021学年度の計画を作成しており、その中で、9月5日、全国各地で新学年度の始業式が開かれます。しかし、新型コロナウイルス感染症が複雑に推移している背景の中で、例年と違って、それぞれの省や市は新学年度の始業式に関する自らのシナリオを作成しています。中部ゲアン省教育養成局のグエン・チョン・ホアン局長は次のように語りました。
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「現在、ゲアン省は2つのシナリオを検討しています。第一は始業式を行いますが、簡単に行うこと。第二はもし新型コロナが拡大した場合、始業式を行わないということです」
また、各地は新型コロナが拡大することに備えるためオンライン授業を行うシナリオがあります。