民主主義を拡大させ、党大会の文献への国民の意見集約

(VOVWORLD) - 民主主義を拡大させ、国民の意見に耳を傾けることは常に、ベトナム共産党の指針です。第13回党大会の準備作業が進められている中で、この指針に従って、党中央委員会は大会の文献への国民の意見を集約しています。
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党は常に、民主性を社会主義的政治体制の本質とみなしています。また、国の発展・将来を決定する党の文献、決議を作成する際に、人民各層の意見集約を決定的な要素として位置付けています。党は常に、「民主制はあらゆる困難も解決可能なマスターキー」と主張しています。

国民の意見に耳を傾けることを重視     

生前、ホーチミン主席は幹部らに対し、党員、国民の意見に耳を傾けるよう要請していました。その思考に従って、ベトナム共産党は常に、民主主義の拡大に力を入れています。これは1991年の第7回党大会から2016年の第12回党大会の文献に盛り込まれてきました。

党は民主制の完備に力を入れています。そして、実際、毎回の党大会や、憲法・法律改正など国の重要な問題を決定する前に、党は国民の意見集約を行います。

これを目指し、各地方、機関、企業で、複数のセミナーが開催されます。 党大会に関していえば、その各文献への国民の意見集約は欠かせません。グエン・フ・チョン党書記長は専門家や、科学者、知識人を含め国民の意見集約の重要性を再三強調してきました。

その精神に従って、党のすべての文献・決議には国民の意見が盛り込まれてきました。ドイモイ刷新事業や、2011年の国家発展綱領、2045年までの発展戦略、現行の経済・社会・国防安全保障、外交、党建設に関する行動計画はその証です。  

民主制の重要な役割

実際、国民の意見集約と党の政策制定作業は相互作用があります。国民の意見を通して、党は体制完備を図る一方、国民は国の主人公としての役割を発揮させることができます。第13回党大会の文献には数百万人の党員と市民が意見を寄せます。

これを通じて、党は国民の力・知恵を集め、文献・決議を充実させます。また、これを通じて、国民は党と国家に対し、自らの願望を伝えます。これは国の発展を左右するものとみられています。

ベトナムのドイモイ(刷新)事業は多大な成果を収めてきましたが、その中で、民主主義の拡大は最も重要なものといえます。これを基礎に、今後も、ベトナムはさらに発展していくと評されています。

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