(VOVWORLD) - 25日午前、ハノイで、汚職防止対策に関する全国会議が行なわれました。これまで、汚職防止対策は精力的に進められ、前向きな成果を収めてきたと評されています。
第12回党大会以来、汚職防止対策は全政治システム、全国民、全社会の力で実施されています。2014年と2017年、及び今年上半期に、85件の汚職事件が取り締まり対象になりました。これは腐敗の撲滅を目指す党と国家の決意を示しています。
前向きな成果
2014年、行なわれた汚職防止対策に関する全国会議、特に第12回党大会以降、汚職防止対策は大きな前進を見せました。党建設、政治システムの健全化、汚職防止対策、汚職行為をした幹部の取り締まりなどに関する党と国家の一連の政策、法律が公布され、党内の規律の強化、国家行政機構の健全化を目指しています。
先ごろ、いくつかの深刻で大規模な汚職事件が摘発され、法律に従って厳格に処理され、例外になる者やケースがありません。これは国内世論や国際組織から高く評価され、全社会に良い反響を呼んでいます。北部港湾都市ハイフオン、トィウグエン県の住民の一人は次のように話しました。
(テープ)
「これまで、汚職防止対策は断固として進められ、多くの成果を収めできました。共産党、とりわけ、グエン・フ・チョン書記長の指導に信頼を置いています。高いポストに就いた幹部も取り締まられました。」
バオ教授 |
汚職防止対策で収められた成果は党、国家、政治システムの健全化に貢献しているとしています。中央理論評議会元会員であるホオアン・チ・バオ教授は次のように語りました。
(テープ)
「生前、ホーチミン主席は官僚主義や個人主義、腐敗の撲滅を重視しました。一党支配制度にとって、実状を見極めず、国民の願望に見合わない政策を打ち出したことは最も大きな危機となっています。党が健全化されない限り、存続できないということです。
継続して腐敗の撲滅を目指す
これまで、汚職防止対策は社会の発展に前向きな影響を与えてきたと言えます。今後、腐敗の撲滅を促進するため、適切なメカニズムを設立し、予防対策を重視しなければなりません。
25日、ハノイで開催された汚職防止対策に関する全国会議は各省庁、レベルにとって、汚職防止対策で残されている問題点を指摘し、今後の任務、方向、解決策を定める場となります。