(VOVWORLD) -ベトナムの伝統的旧正月テトの休暇が明けた直後、全国各地の企業は生産経営活動を再開しました。テト明け初日の労働が活発になっています。
ハノイ市労働連盟の集計によりますと、2月7日現在、工場の90%が新年の活動を再開し、労働者およそ96%が工場に戻りました。これらの工場は工業団地や輸出用加工区にあるもの、および、紡績縫製分野に携わる企業です。各企業の労働組合は労働者が予定通り仕事に復帰させるため、新年のプレゼントを贈ったり、各地方に住んでいる労働者に交通移動費を支援したりしました。
南部ロンアン省にある企業およそ1500社の労働者の95%はテト明けに仕事に戻りました。これは同省が2022年の経済発展目標の遂行にとって前向きな兆しとされています。ロンアン省の経済地区管理委員会のグエン・タイン・タイン委員長は次のように語りました。
(テープ)
「2022年、ロンアン省がFDI=外国直接投資の誘致額が全国でトップに立つ地方の一つであるという座を維持することを望んでいます。今年も、ロンアン省は引き続き国内外の投資家の注目を集めることを期待しています」
また、南部ティンザン省で、多くの企業はテトの4日目から、生産経営活動を再開しました。ティンザン省ミートゥ市ダオタイン村にあるミンタムコンクリートMTV生産有限会社のグエン・ミン・タム社長は次のように語りました。
(テープ)
「本日、テト休み明けの生産活動を再開する式典を行いました。今年、多くの明るい兆しが見えています。新年に入ってから、多くの契約を結んだ他、労働者およそ200人が職場に戻りました」
同時に、南部ドンナイ省の各企業で働いている労働者のおよそ95%が工場に戻っており、その中で、多くの企業の労働者全員が職場に復帰しました。