(VOVWORLD) -ベトナムでは生活水準の向上に伴い、保険加入への需要が高まっています。そのため、社会保険への加入者の増員は社会の持続可能な発展に重要な意義を持っています。
現時点で、社会保険に加入しているベトナム人は1340万人で、労働総人口のおよそ24%しか占めていません。特に、社会保険を自発的に加入する人の数はまだ少ないです。2020年をめどに、労働人口の半分が社会保険に加入するという目標を実現させるため、社会保険の加入者を増員するのは差し迫った問題となっています。労働傷病軍人社会事業省のファム・ミン・フアン( Pham Minh Huan) 元次官は次のように語りました。
(テープ)
「現在、社会保険は刷新中であり、求められる要求に応えていません。加入率の割合は30%以下であり、とても低い状態です。そのため、社会保険加入者の増員は差し迫った問題となっています」
社会保険部門は加入者の増員のため、情報技術の応用に全力を尽くしています。ベトナム社会保険総公社のグェン・テイ・ミン( Nguyen Thi Minh) 会長は次のように語りました。
(テープ)
「私たちは業務能力の向上、行政改革、情報技術を応用するソフトウエアの完備に取り組んでいます。特に、市民と企業を中心にするため、勤務とサービスの質的向上に努めます」
国民あげての社会保険制度の実現はベトナム政府の重点的任務の一つとなっています。これにより、多層的、かつ、近代的で、透明性が高く、信頼にたる社会保険制度が構築されるようになることでしょう。