社会全体で革命功労者の恩を偲ぶ

(VOVWORLD) -民族独立のための闘争に100万人余りの戦士が身を捧げました。

 このところ、全国各地では、7月27日の傷病軍人戦没者の日75周年記念日にあたり、革命功労者の恩を偲ぶ活動が相次いでいます。民族独立のための闘争に100万人余りの戦士が身を捧げました。

生前、ホーチミン主席は次のように述べていました。「それらの烈士の赤い血液は革命の旗を真っ赤に染めた。烈士たちの英雄的な犠牲は、国に独立・自由をもたらす」

革命功労者向けの政策が次第に完備される

過去75年間にわたって実施されてきた革命功労者と革命功労家庭を対象とした優遇政策、制度はそれぞれの時期の社会経済状況に見合うように、補充、調整されてきました。これまでに約920万人の革命功労者が優遇政策を受けています。党と国家は、これらの革命功労者に補助金や手当の制度のほかにも、健康ケア、田畑の供給、住宅の改修、職業訓練、雇用創出などの優遇措置を講じています。

また、革命功労者の療養施設も整備しています。労働傷病軍人社会事業省は、2021年∼2030年期の革命功労者療養施設ネットワーク企画を首相に提出しています。このことは、革命功労者の療養基準を満たす施設のシステムを形成し、革命功労者が物心両面での包括的な健康ケアサービスを享受できることが狙いです。

 社会全体で革命功労者の恩を偲ぶ - ảnh 1フック国家主席(qdnd.vn撮影)

革命功労者向けの優遇政策について、グエン・スアン・フック国家主席は次のように評価しています。

(テープ)

「過去75年間、国とコミュニティは、革命功労者のために複数の有意義な活動を行ってきました。例えば、チャリティハウスの建設、恩に報いるための募金、重症傷病軍人、身寄りのない烈士の両親、烈士の子ども、英雄の母親を擁護するということです。これらの活動は、革命功労者に対する社会全体の感謝、責任感を示しており、愛国心を高め、民族大団結を強化しています」

革命功労者擁護の強化

これまで傷病軍人戦没者の日75周年記念式典に列席した党、国家の指導者は、傷病軍人、戦没者の遺族、および革命功労者の擁護は各レベル、部門、政治社会組織の名誉であり、責任でもあると発表しました。

 社会全体で革命功労者の恩を偲ぶ - ảnh 2ズン大臣(qdnd.vn撮影)

労働傷病軍人社会事業省のダオ・ゴック・ズン大臣は次のように語っています。

(テープ)

「各レベル、部門は、引き続き革命功労者向けの優遇政策を適宜かつ十分に実施してください。特に、生活上の困難に直面している革命功労者の家庭に関心を寄せてもらいたいです。また、革命功労者の遺族の職業訓練、雇用創出をサポートし、革命功労者とその家族の健康ケアにも配慮してほしいです。同時に、行方不明烈士の遺骨の捜索、収集、烈士の身元特定を推進していきましょう」

ベトナムでは、労働傷病軍人・戦没者の日は社会的に深い意義を持っています。共同体が革命功労者とその家族の擁護に携わることは、祖国の独立・自由・統一のために犠牲となった人々に対する国家、国民の尊重を示しています。

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