第11期党中央委第10回総会の結果


既にお伝えしましたように、12日午後、ハノイで開かれていた第11期ベトナム共産党中央委員会第10回総会が8日間の議事日程を終え、閉幕しました。閉会式で、グェン・フー・チョン書記長は総会の内容に関する演説を行ないましたが、今日のこの時間は、この演説の主要な内容をご紹介します。


第11期党中央委第10回総会の結果 - ảnh 1
閉会演説にたったチョン書記長

演説の中で、チョン書記長は「共産党中央委員会員らは高い責任感を示し、民主的かつ率直に知恵に満ちた意見を提出してきた。党政治局は全ての意見を受け取り、相違がある問題を解決した。中央委員会は賛成多数で総会の決議を採択した」と明らかにしました。


12回党大会文献草案完備

チョン書記長は「党中央委員会は各報告草案の内容や問題に基本的に賛成している」と明らかにした上で、「これらの草案は30年間にわたってきたドイモイ事業の理論と実践問題を総括し、第11回党大会決議の実施状況を評価した。中央委員会はこれらに関連する大きな問題や相違がある意見への解決に重要な意見を提出した」としました。

チョン書記長は次のように強調しています。

(テープ)

「中央委員会は、第12回党大会の意義や重要性を貫徹するよう求めています。党大会は、全党、全国民、全軍が複数の目標と任務を成功理に実現し、ドイモイ事業を遂行し、社会主義に進む過渡期における国の建設綱領を実施し、2011~2020年期の経済社会発展戦略、2013年憲法を実施している背景の中で開催されます。そこで、ベトナムは引き続き、党と政治システムの建設をさらに推進し、全民族の力を活かし、ドイモイ事業と祖国防衛、平和的かつ安定的な環境の維持、近代的な工業国になるための土台を作らなければなりません。」

このように語ったチョン書記長はまた「1986年から2016年までのドイモイ事業、及び2011年から2015年までの第11回党大会決議の実施状況を評価した上で、30年間にわたって実施されてきたドイモイ事業が国の発展過程における重要な段階であり、党と国家、国民の全面的な成長を表わすものであることが分かる」と強調し、次のように語りました。

(テープ)

「これまでの状況と成果を客観的に評価した上で、今後の国と世界の状況を正しく予測します。また、2016~2020年期の国の発展に向けた方向、目標、任務を正しく確定します。国の工業化近代化事業、成長モデルの刷新、経済再構築、社会主義的方向に沿った市場経済の発展、文化発展、人間の構築、社会管理の刷新、社会の進歩と公平の遂行、国防・安全保障の強化、祖国保護、国際社会への主体的かつ積極的参入、民主の活用、社会主義的法治国家の完備、廉潔で強固な党の建設などに向けた方策を引き続き提出します」


組織の簡素化、報道整理の早期実現

総会で、中央委員会は幹部、公務員の定員削減計画と再整理計画について討議し、重要な意見を出しました。公務員の定員削減と再整理を好転させ、道徳と才能を兼ね備えた人々を党、国家の機関や組織、公立団体、政治社会組織に誘致する必要があると強調しました。行政改革、公務制度改革などを足並みを揃えて行なう必要があります。

その一方で、第10回総会は、2025年までの報道界の発展と管理計画を実現する必要があると強調しました。これは、社会のコンセンサスを作り出すために、報道界が革命的かつ専門的で効果的に発展することが狙いだということです。

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