第18回共産党・労働者党国際会議

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先頃、ハノイで第18回共産党・労働者党国際会議が行なわれ、世界各国の共産党、労働者党の代表100人あまりが参加しました。この会議はベトナム共産党にとって民族独立と社会主義の両立という目標を強調し、社会主義諸国、共産党、労働者党との関係を強化、発展させる機会となりました。

共産党・労働者党国際会議は1998年に誕生しました。第18回会議には85カ国の120の共産党・労働者党の代表が参加しました。ベトナムがこの会議を主催するのは初めてのことであり、各国の共産党・労働者党に情報・経験の交換や行動協調を進める機会をつくると同時にベトナムのドイモイ=刷新事業の成果を紹介し、国際共産主義運動・国際労働者運動に対するベトナムの責任感を示すとしています。

各国の共産党、ベトナムを高く評価

会議で、出席者らはベトナムの民族解放闘争とドイモイ=刷新事業、及び国際共産主義運動・国際労働者運動に対する貢献に感嘆の意を表明し、ベトナムの周到な準備と暖かいもてなしを高く評価しました。ラオス人民革命党・中央対外委員会のスントン・サヤチャック委員長は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナムとホーチミンという言葉は各国の共産党・労働者党に重視されています。ベトナム共産党の経験は国際共産主義運動・国際労働者運動、及び平和、民族独立、社会主義のために闘っている世界各国の人民にとって貴重な経験となっています。」

また、出席者らはベトナムの民族解放闘争と刷新事業の成果に深い印象を受けています。アメリカ共産党のセルバイ・リチャソン氏は次のように語りました。

(テープ)

「ベトナム共産党の成果は各国の共産党を鼓舞してきました。皆さんは様々な困難を乗り越え、目覚しい成果を収めました。」

共通の闘争に向けて行動協調

第18回共産党・労働者党国際会議では現時点における各国の共産党、労働者党の要求に応えられるような議題を打ち出し、その中で国際情勢や、理論・実践、共産党の闘争政策の討議があります。また、共産党間の行動協調・協力体制の刷新問題が取り上げられました。ベトナム共産党・中央対外委員会のチャン・ダク・ロイ副委員長は世界的経済危機が発生し、労働者階級に影響を与えている背景の中で、共産党・労働者党は労働者の利益の保護において先頭に立つ必要があるとの見解を示しました。また、平和のための闘争は共産党の一貫した目標でもあるとしています。共産党は侵略、戦争、内政干渉の防止、世界の平和、各民族間の平等の確保に向けて闘っている勢力であるからです。ロイ氏は次のように語っています。

(テープ)

「これまで、各国の共産党と国民は新たな時期でのベトナムの祖国防衛事業に対する支持と団結を示してきました。今回の会議で出席者らは我が国の闘争事業への理解を深めることができました。」

18年間にわたり、共産党・労働者党国際会議は各国の共産主義者、労働者階級の重要なフォーラムとなっています。ベトナムで開催された第18回会議は各国の共産党にベトナムの刷新事業を見極め、ベトナム共産党との関係を深化させ、国際共産主義運動・国際労働者運動の団結とコンセンサスの強化に寄与するでしょう。

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宮城 弥恒

とても良かった。

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