(VOVWORLD) -第5回ハノイ国際映画祭は創造性と人文的価値が豊富な作品と映画分野での新たな才能を顕彰します。
HANIFFに上映される映画『万引き家族』
(写真:Outnow)
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27日から31日まで、「第5回ハノイ国際映画祭(HANIFF)」が開催されます。国内外の代表およそ1200人が参加します。この映画祭は2年に1度開催されており、今回のテーマは「映画―統合と持続可能な発展」となっています。
第5回ハノイ国際映画祭は創造性と人文的価値が豊富な作品と映画分野での新たな才能を顕彰します。今回の映画祭の新しい点は映画祭に出品するのはアジア地域で行われた国際映画祭に出品しないものでなければならないということです。受賞構造に関しては、最優秀長編作品賞、最優秀短編作品賞、最優秀監督賞、最優秀主演女優賞、最優秀主演男優賞などがあります。ハノイ国際映画祭組織委員会のメンバーの一人である文化スポーツ観光省のブオン・ズイ・ビェン( Vuong Duy Bien) 元次官は次のように語りました。
(テープ)
「ハノイ国際映画祭が始まってから今回で5回目となりますが、この映画祭に参加する世界各国の映画は日増しに増えています。多くの有名なアーチストも参加しました。今後、この映画祭が世界の地図に出ることを望んでいます。」
映画祭はこの1年における世界の有名な映画を上映します。その中に2018年、カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)を受賞した是枝裕和(これえだ ひろかず)監督の『万引き家族』があります。また、映画祭にはベトナムの多くの作品21点が参加します。
また、今回のハノイ国際映画祭は、ポーランドの映画フォーカスや、イラン映画コーナー、世界映画のパノラマなど様々なイベントがあります。これらのイベントは、映画祭で上映される映画が誕生した社会的環境や文化的背景、そして、そのきっかけなどを紹介するものです。