若者のスタートアップ・インベンション・イノベーションを奨励
(VOVWORLD) - ベトナム政府は常に、スタートアップ・インベンション・イノベーションを国の発展事業を促進するための重要な要素と見做しています。そして、情熱・創造力がある青年たちはその事業において、先頭に立っています。
南部カントー市出身で1995年生まれのグエン・ヒュ・ハオさんはスタートアップ・インベンション・イノベーションコンテストに参加し、自らの構想を開発するため資金支援を受けることを目指しました。カントー大学の支援を受け、彼は廃棄物を微生物肥料にするという研究テーマに成功しました。2018年のコンテストで2つの賞を受賞したこのプロジェクトはベトナム青年連合会からも支援を受け、幅広く展開されています。ハオさんの話です。
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「青年連合会中央委員会から支援を受けられるのはラッキーですね。これにより、私はプロジェクトの研究・応用・拡大プロセスにおける困難を乗り越えるようになりました。スタートアップ・インベンション・イノベーションコンテストは意義深いものと思います。これを通じて、優れた専門家と会って、彼らの経験を学びました。彼らは私の精神的なよりどころです。」
「青年スタートアップ」プログラムが始まった2016年からこれまで、ホーチミン共産青年同盟は各機関、企業と連携して、青年のスタートアップ活動を支援し、このプログラムを大規模な運動に発展させました。2018年からこれまで、ホーチミン共産青年同盟の支援により、1000以上のスタートアップ・インベンション・イノベーションコンテストが開催され、2700の訓練コースが開かれ、1000以上のスタートアップクラブが設立されてきました。
また、2000件のスタートアッププロジェクトは1900億ドン(約9億円)相当の資金支援を受けました。ホーチミン共産青年同盟所属青年スタートアップ支援センターのグエン・ドゥク・トゥンセンター長は次のように明らかにしています。
(テープ)
「スタートアップ支援活動を通じて、専門家は、スタートアップしようとする青年や、有益な構想を持つ青年に助言し、青年のプロジェクトの完備に寄与しています。優れた専門家の支援を受けると、青年は成功すると信じています。」
科学技術省によりますと、現在、全国で、スタートアップ企業の数は2000社を超えています。また、95の組織はスタートアップ企業の支援活動に参加しています。今後も、科学技術省はホーチミン共産青年同盟中央委員会と連携し、全国規模で、青年スタートアップを支援するネットワークづくりを進めていく方針です。