(VOVWORLD) -18日、ハノイで、「ベトナム書籍の日」を記念する書籍祭りが始まりました。
4月21日の「ベトナム書籍の日」を記念して、この数日間、全国各地で一連の活動が行われました。これらの活動は社会共同体における読書運動の広がりに寄与するとされています。
18日、ハノイで、「ベトナム書籍の日」を記念する書籍祭りが始まりました。22日まで行われる今年の書籍祭りで、84の出版社が約100のブースを設け、様々な書籍を紹介しています。
また、書籍祭りの活動の一環として、作者と作品の紹介、作者との交流会、座談会、科学シンポジウムなどが開かれています。情報通信省所属出版・印刷・発行局のチュ・バン・ホア( Chu Van Hoa) 局長は次のように語りました。
(テープ)
「我々の精神生活に書籍は非常に重要な役割を担っています。社会共同体における読書運動の広がりはそれぞれの人々、それぞれの家族、及び、社会全体の知的基礎づくりという目標の実現に寄与します。「ベトナム書籍の日」を記念してから5年たった現在、ベトナムでの読書習慣の広がりに大きく寄与してきました」
一方、18日、ハノイで読書習慣に関する全国会議が行われました。会議でヴ・ドゥク・ダム副首相は、発表を行い、その中で「若者をはじめ、国民全体が毎日本を読むようにするためにさらに取り組むよう」呼びかけ、次のように語りました。
(テープ)
「読書の習慣を、文明的家庭づくり運動や学習奨励運動などに取り入れていく必要があります。また、良い書籍がたくさんあるように、皆が本を書けるような環境づくりを進めます。そして、国際書籍見本市などに参加し、この分野の国際協力を促進させることも重要です。」
この機に、全国各地で、「ベトナム書籍の日」を祝う様々な活動が行われました。北部山岳地帯イェンバイ省は“ベトナム書籍の日”を祝うイベントを行い、およそ300人が参加しました。
一方、中部高原地帯テイグェン地方のコントゥム省は“ベトナム書籍の日”を記念する活動を開始しました。活動では書籍展が行われる他、「コントゥム省の読書文化大使」というコンクールの授賞式が開かれました。
また、南部チャビン省で、チャビン大学の図書館はチャビン省の“ベトナム書籍の日”を祝う書籍展を行いました。