AMM49に出席中のベトナム代表団=Phạm Kiên –TTXVN
26日、ラオスの首都ビエンチャンで開かれていたASEAN=東南アジア諸国連合の第49回外相会議(AMM49)と関連会議が終了しました。これらの会議の枠内では、ASEAN閣僚会議、東アジア首脳会議、ASEAN地域フォーラムなど約16の閣僚級会議が開催されました。
会議の結果
これらの会議で、ASEAN諸国は、2015年末にASEAN共同体構築以来の計画の実施状況を評価しました。これに基づき、ASEAN共同体が本格的に構築されてから半年余りにわたり、ASEANは計画を予定通り達成したということです。経済面では、ASEANは経済共同体に関する新規交渉に向けて討議しています。各国は、ASEAN共同体の役割を高めるための方向を合意しました。また、ASEANとパートナーとの関係を強化したことです。今回の会議を通して、国際コミュニティは引き続きASEANとの関係の拡大をすると同時に、互恵を基礎にしてASEANとの協力プログラムを公約しました。その他、各国は、地域と国際の状況について討議し、ASEAN加盟諸国とそのパートナーに対する問題点について見解を分かち合いました。
第49回ASEAN外相会議は、重大な問題に関するASEANの立場を強調する共同宣言を出しました。ベトナム外務省のレ・ホアイ・チュン次官は次のように語りました。
(テープ)
「ASEANがベトナム東部海域などを含む重大な問題に関するASEANの重要な立場を強調する共同宣言を出したことは、各国がASEANの協力による共同利益を認識したことを示しました。その他、重要なことはASEAN各国は、今回の会議のみならず、今後の会議においても、ASEANの中核的な役割をどのようにして向上させるのか、ASEAN内の団結をどうすれば強化させるのか深く認識したということです。」
ベトナムの積極的な貢献
ASEAN共同体の構築に関するベトナムの貢献について、チュン外務次官は次のように明らかにしました。
(テープ)
「今回の全ての会議では、ベトナムの代表は演説を行った際、地域と国際の情勢に関するベトナムの見解を取り上げる一方、協力方策を提案しました。また、ベトナムは、ASEANの活動の効果向上を目指す諸活動、及びASEANの計画の実施過程などに積極的に寄与してきました。」
強固なASEANは地域と世界の平和、安定の維持に寄与します。第49回ASEAN外相会議と関連会議の成功に対するベトナムの積極的な貢献は強固で効果的なASEANの構築、及びASEANとパートナーとの協力関係の強化に寄与することです。