2022年の「創造性とイノベーションの世界デー」、および、4月26日の「世界知的財産の日」を記念する活動

(VOVWORLD) -4月21日の「創造性とイノベーションの世界デー」、および、4月26日の「世界知的財産の日」に当たり、ベトナムでは多くの活動が開催され、人間開発事業に対するイノベーション・インベンションおよび知的財産の役割に関する認識を向上させることが狙いです。

2022年、科学技術省はそれらの活動を主宰しています。首相が科学技術省に「創造性とイノベーションの世界デー」、および、4月26日の「世界知的財産の日」の開催を委託するのは今回が初めてですが、科学技術省は、「若者と知的財産、より良い未来のためのインベンション・イノベーション」をテーマにし、様々な活動を開いています。

その中には、学生を対象とする「フィンテック・イノベーション」コンテスト2022があります。これは、フィンテック分野におけるインベンション・イノベーションスタートアップに関する最大の国家レベルのコンテストであり、インベンション・イノベーションや、技術、デジタルトランスフォーメーションにおける知的財産に関する共同体の認識を高めることが狙いです。科学技術省のレ・スアン・ディン次官によりますと、第13回党大会の決議は、「2030年をめどにベトナムを上位中所得工業国に、そして、2045年をめどに高所得先進国に発展させる」という目標を定めました。これらの目標を実現するために、インベンション・イノベーションに関する複数の行動計画が展開されています。2021年からは、国家スタートアップ・インベンション・イノベーションフェスト「テックフェスト2021(Techfest 2021)」や、「インベンション・イノベーションウィーク」、トゥアティエンフエ省のスタートアップ・イノベーションコンテスト、ホアビン省の青年スタートアップアイデアコンテストなど様々な活動が活発に行なわれてきました。したがって、これまで、新規設立されたインベンション・イノベーションのスタートアップ企業の数が数百社にのぼっています。これらの企業はインベンション・イノベーションや、知的所有権の保護などに積極的に貢献しています。

国のドイモイ(刷新)事業にとって、インベンション・イノベーション、および、知的財産は常に、重要な役割を果たしています。こうした中、今年の「創造性とイノベーションの世界デー」、および、「世界知的財産の日」に当たり行われている活動はインベンション・イノベーションのさらなる発展と知的所有権の保護に貢献すると期待されています。

ご感想

他の情報