音楽散歩道
お元気ですか、皆さん、トゥーハです。
3月8日は国際婦人デーです。ベトナムでもこの日をお祝いしますが今日の音楽散歩道では、「ナムゾンケ」という女性グループをご紹介いたします。
「ナムゾンケ」(Nam dong ke)とは楽譜にある5本の線の“五線譜”という意味で、ザン・ソン、ホン・ゴク、バオ・ラン、ラン・フォン、トゥイ・リンの5人の美しい女性が歌うアカペラグループで1998年に結成されました。
「ナムゾンケ」は、2000年から2007年まで様々なアルバムを発行し、国内で大きな反響を呼びました。特に2007年にはシルバースター賞を獲得していらい、べトナム国内で最も魅力的な女性歌手グループと評されています。
では「ナムゾンケ」の最初の歌は、「愛しあおう」をどうぞ
♪暗い日々を忘れるために 愛しあおう
明日この世を去るとしても 愛してほしい
ともに幸せと 苦しみを分かちあいましょうね
と歌っています
「ナムゾンケ」という女性グループはいつも「創造、競争、努力」という目標を達成するために頑張っています。最近、このグループの歌うアルバムの多くが民謡と現代的な音楽のメロディーを融合させたもので、どの世代からも愛されています。特にこの女性グループは登場するたびに、ベトナムの有名なモデルグループとしても舞台で脚光を浴びると言われています。
では「ナムゾンケ」続いての歌
「石の涙」をお聞きください。
♪ 石よ、君は何歳だろうか
風よ、君は何歳だろうか
ランプの光が弱い深夜
人間の愛は涙かしら
今なお、思い出溢れる
昔、僕は群れから離れた一羽の鳥のように
黄色い夕暮れの中で 寂しく翼を広げた
「ナムゾンケ」女性歌手グループ「ナムゾンケ」のメンバーであるバウランさんは、「それぞれの歌はメンバーひとり一人の思い出です。胸の中で炎を燃やした私たちは、音楽の広い道のりを歩んでいます」
と語ってくれました。そんな女性グループ「ナムゾンケ」最後の曲は「偶然」をお送りします。
♪小さな石が 丘から落ちる
小さな石は偶然 梅の枝を曲げた
梅の花は偶然 舞い落ちた
君よ、人間の命も 偶然尽きる
いかがでしたか、みなさん。今日は国際婦人ディを祝って女性グループ「ナムゾンケ」の歌をご紹介しました。それでは今日の楽散歩道はこれで終わります。また来週のこの時間をお楽しみに。ごきげんよう。