ご機嫌いかがですか、皆さん。

タオです。

まもなく９月が終わりますね。時間の過ぎ去るのは早く待ってくれないんですね。子どもの成長を教えると嬉しいけど地震をかえりみる 寂しいこの頃です。

さて、最近、ベトナム中部各省を襲(おそ)った台風、ベトナムでの名称10号、国際名『トクスリ』の被害は、この１０年間で最大となりました。今日のこの時間はベトナム中部各省に愛の歌をお届けしましょう。

はじめに、中部の民謡を基にした有名な歌「中部ハーティン省の人々の言葉」（Mot khuc tam tinh cua nguoi Ha Tinh）をお聞きいただきましょう。

「どこに行っても、ハーティン省を思いだす

ホンリン山やラ山、広い海や白い塩畑を思う

故郷への愛は深い、海は森を思う

平野の真ん中に立って、さわやかな風が吹いてくる

戦場への数多くの道、敵軍の爆弾はハーティン省の人々の意志に負けた」

お聴きいただいた曲は「中部ハーティン省の人々の言葉」でした。

続いて「我が故郷ベトナム中部、クァンビン」（Quang Binh Que ta oi）をどうぞ

「なぜ私の故郷に新しい家があるのか

幾多の苦労を潜り抜けて今日の豊かさがある

なぜ故郷に多くの緑の田畑があるのか

昔の日々の辛さを思い返してみよう

私の故郷クァンビンよ、

あれから10年経った、私の故郷は大きな変貌を見せている」

お聴きいただいた曲は「我が故郷ベトナム中部、クァンビン」でした。

ではおしまいに「香河をさかのぼる」(Nguoc Dong Huong Giang)をどうぞ

香河はフエ市内を流れる大きな川です。

「香河に小舟が浮かんでいる

小舟はどこに行くのか？誰を待つのかわからない

空に漂う雲を見て、昔の人を思い出す

行き来する船の中で、一人私は孤独」

お聴きいただいたのは「香河をさかのぼる」でした。

いかがでしたか、みなさん。今回は、ベトナム中部各省に愛の歌をお届けしました。今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。