作曲家トァンイエン(Thuan Yen)の歌(続く)
ご機嫌、いかがですか皆さん
前回の音楽散歩道で、ベトナムの作曲家トァンイエン(Thuan Yen)の歌をお届けしました。今日のこの時間も引き続き、トァンイエンさんの作品をご紹介します。
作曲家トァンイエンは1960年から1970年代までのアメリカとの戦争時代に、ギター一本で、中部各省の激しい戦場に足を運びました。彼はメロディーを織り上げる「勇敢な兵士」とも呼ばれました。トァンイエンさんはホーチミン主席を歌う感動的な多くの歌を作曲し、その中で、「中部の人々はホーおじさんを思う」(Mien Trung nho Bac)という歌があります。作曲家ドホンクァンさんは次のように語りました
(テープ)
「中部で生まれたトァンイエンは故郷の民謡を生かして、素晴らしい歌を織り上げました。兵士でもある彼は鋭くペンの力で表現しました。トァンイエン氏は音楽界の多くの人々に尊敬されています」
でははじめに「中部の人々はホーおじさんを思う」をどうぞ
作曲家トァンイエンは長年にわたり、ベトナムの声放送局の音楽編集部の部長として勤務していました。彼は「ホン川の下流にいる君の元へ」(Gui em o cuoi song hong ),「中部へ送る」(Gui mien trung )など国への愛を表す数多くの歌を創りました。ベテラン女性歌手は次のように語りました。
(テープ)
「トァンイエンはベトナムという土地の師弟の心を歌に込めていました。彼は私たちにとって、父であり、船長であり、兄貴のよう人です」
では次に「ホン川の下流にいる君の元へ」をどうぞ
作曲家トァンイエンは亡くなりましたが、彼の作品は永遠に生き続けることでしょう。
最後に、「赤い花の色」(Mau hoa do)をどうぞ
いかがでしたか、皆さん、今日は作曲家トァンイエンの歌をお届けしました。それでは今日の音楽散歩道はこれで終わります。来週、またお会いしましょう。